杉並区の粗大ごみ 中身は空に、持ち込みは日曜だけ
杉並区では、最大の辺がおおむね30センチを超え、220センチ以内の家具や家庭用品が粗大ごみです。事前申込制で有料、持ち込みにも申込が要ります。区は申込から収集までの目安を2週間から3週間程度としています。ここでは申込の方法と出し方、中身を空にする決まり、日曜だけの持ち込み、区が収集しないものを整理します。
3辺を測って申し込み、金額を聞いてから券を買う
杉並区の粗大ごみは事前申込制・有料です。区は、処理券の場合は「収集の申し込みをして、金額を確認した後に」購入するよう案内しています。申し込まずに集積所に出したり道路に置いたりすることは、不法投棄になると明記されています。
清掃事務所やごみ減量対策課では申込を受け付けていません。 申込先は粗大ごみ受付センターだけです。処理券を2枚以上貼るときは重ねずに並べ、電子決済で使う紙は雨でも読めるよう水性インクを使わないよう、区が求めています。
申込先と受付時間
| 方法 | 受付時間 | 補足 |
|---|---|---|
| インターネット(粗大ごみ受付インターネット窓口) | 24時間(メンテナンスを除く) | 収集日を選べる。電子決済も可。一部の品目と持ち込みは申し込めない |
| チャットボット | 24時間(メンテナンスを除く) | 収集日を選べる。電子決済は使えない |
| 電話 03-5296-5300 | 8:00〜19:00(12月29日〜1月3日を除く) | 区は「大変繋がりにくくなっています」としている |
| ファクス 03-6880-5852 | 24時間 | 住所・氏名・連絡先・品目名と3辺の大きさ・数量を書いて送る。回答は翌日以降になることがある |
区は、粗大ごみの申込が増えていて、申込から収集・持ち込みまでの日数の目安は2週間から3週間程度だと案内しています。とくに年末年始、3月から4月の引越しシーズン、5月の大型連休明けは混み合います。収集は土曜・日曜・祝日も行いますが、申込順なので希望の日にならないことがあり、時間の指定もできません。
中身が入ったタンスやスーツケースは収集されない
見落としやすい決まりがあります。区は「スーツケースやタンスなどの中身を空にしてお出しください。中身が入っているものは収集できません」と明記しています。
実家の片付けでは、タンスの引き出しに着物や衣類が詰まったまま、押入れのスーツケースに思い出の品が入ったまま、ということがよくあります。収集日の朝に中身を出そうとしても、その中身をどうするかという別の問題が一度に出てきます。
ほかにも、取り外せる電池は外して出すこと、自転車のライトのように電池を使う付属品は外して可燃ごみか不燃ごみで出すこと、解体したものは紐などで縛ってまとめることが決められています。
持ち込みは日曜だけ、1回5点まで
区民に限り、日曜日だけ、自家用車などで指定の場所に直接持ち込めます。手数料は「1点につき一律400円」です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申込方法 | 粗大ごみ受付センターへ電話かファクスで事前に申し込む(インターネットでは申し込めない) |
| 持ち込める日時 | 指定された日曜日の9:00〜16:00 |
| 1回の上限 | 5点まで |
| 持ち込み場所 | 区の持ち込み場所案内図で確認する |
| 支払い | 事前に処理券を買い、1品ずつ貼って持ち込む。現金では受け付けない |
| 必要なもの | 運転免許証など、区内の住所と氏名が確認できるもの |
収集の手数料は品目ごとに違いますが、持ち込みは大きさにかかわらず1点ごとに同じです。 ただし1回5点までで日曜しか使えないので、点数が多い片付けでは収集との組み合わせを考えることになります。
区が収集しないもの
次のものは粗大ごみとして申し込めません。
- テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、保冷庫・冷温庫、洗濯機・衣類乾燥機 — 家電リサイクル品目
- パソコン
- ピアノ、タイヤ、バッテリー、消火器 など区が収集できないもの
- 最大の辺が220センチを超えるもの
- お店や事務所、会社の事業活動で出た大型ごみ — 区は、自ら処分するか許可のある事業者に依頼するよう案内しています
高齢者(65歳以上)や障害のある方だけの世帯で、玄関先まで運び出せない場合は、杉並清掃事務所(03-3392-7281)に相談できます。
後回しにするほど、選べる道は減っていく
杉並区は粗大ごみのページで、処分費用を払わずに売却できる可能性や、自分では運べない大型品も売却の対象になることに触れています。粗大ごみに出す前に、手放し方を選ぶ余地があるということです。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 申込から収集までの目安は2週間から3週間程度で、3月から4月や大型連休明けはさらに混み合います。持ち込みも日曜だけです
- 家電は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。タンスの中の着物や、スーツケースの中の品に値が付くこともあります。中身と外側を先に分けておけば、そのあとの手順が変わります。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。