新宿区の粗大ごみ ネットは10個まで、廃棄を控える呼びかけ
新宿区では、一辺がおおむね30センチを超える家具や寝具、電気製品、自転車などが粗大ごみです。有料で、事前の申込が必要です。インターネットで申し込めるのは合計10個までです。いま区は、粗大ごみを砕く処理施設の火災事故の影響で、なるべく粗大ごみの廃棄を控えるよう呼びかけています。ここでは申込と出し方、その呼びかけの中身、区が収集できないものを整理します。
申し込み、シールを買って、当日の朝に出す
新宿区の粗大ごみは有料・事前申込制です。対象は家庭から出たもので、事業者が出す場合は許可を受けた専門業者に依頼するよう区は案内しています。
粗大ごみを出す場所は、ふだんの資源・ごみの集積所とは違います。 集合住宅の粗大ごみ置き場に前もって出す場合は、管理人などと相談し、氏名か受付番号を書いて収集日順に整理しておくよう区が求めています。
申込先と受付時間、変更の期限
| 方法 | 受付時間 | 補足 |
|---|---|---|
| 電話 03-5304-8080(新宿区粗大ごみ受付センター) | 月〜土 8:00〜19:00 | 手数料の減額・免除を受ける場合は電話でのみ申込 |
| インターネット(新宿区粗大ごみインターネット受付) | 24時間(メンテナンス等を除く) | 合計10個まで。英語・中国語・韓国語の表示あり。品物が見つからない場合は電話で申し込む |
区は、電話がつながりにくいときはインターネットを使うよう案内しています。インターネットからの取り消しや変更は、収集日3日前の午後11時59分までです。申し込んだ品物と実物が違うと、回収が見送られる場合があります。
粗大ごみ受付センターの電話番号とホームページは、令和5年1月4日に変わっています。以前の番号をメモしたままの人は、いまの番号(03-5304-8080)を確かめてから電話します。
区が「なるべく粗大ごみの廃棄をお控えください」と呼びかけている
粗大ごみは、申し込めばいつでも出せるものと思いがちです。ところが新宿区の受付サイトには、「粗大ごみ破砕処理施設の火災事故の影響により貯留施設が限界に近づいています」という案内が載っています。
区はそのうえで「不用になった家具等のリユース(再使用)をご検討いただく等、なるべく粗大ごみの廃棄をお控えください」と求め、コードレスの小型家電などに使われているリチウムイオン電池などの小型充電式電池を、正しく分別するよう呼びかけています。
粗大ごみの基準についても確認しておきます。区は、解体しても粗大ごみとして出すよう求め、大きさや重さによっては回収できない場合があるとしています。箱物家具の中に入れたものを一緒に収集することはできません。反対に、粗大ごみの品目でも30センチ角未満のものは粗大ごみではなく、燃やすごみか金属・陶器・ガラスごみとして出します。
自分で持ち込む方法は、区の案内に無い
新宿区の粗大ごみの出し方のページと受付サイトに載っている処分方法は、収集作業員が自宅前(集合住宅は粗大ごみ置き場や集合玄関前)まで取りに来る収集です。家庭の粗大ごみを自分で施設へ持ち込む方法は案内されていません。
| 状況 | 区の案内 |
|---|---|
| 外まで運び出すのが難しい(65歳以上の高齢者の方、障害者の方のみの世帯で、身近な人の協力を得られない) | 作業員による運び出し収集がある。インターネットでは申し込めず、新宿清掃事務所(03-3950-2923)に問い合わせる |
| 自動車・オートバイ・タイヤ・ピアノ・耐火金庫などを処分したい | 区では収集できない。管轄の清掃事務所・清掃センターが専門業者を紹介する |
| 事業活動で出た粗大ごみ | 収集できない。新宿清掃事務所が収集業者を紹介する |
収集しか選べないので、日程は受付センターの空きで決まります。 引越しの日が決まっているなら、点数を数えて早めに申し込むことが、そのまま間に合うかどうかにつながります。
区が収集できないもの
次のものは粗大ごみとして申し込めません。
- エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機 — 家電リサイクル法でリサイクルが義務付けられています
- パソコン、パソコンモニター — 資源有効利用促進法の対象
- 自動車・オートバイ(バッテリーやマフラーなどの部品を含む)、ピアノ、自動車タイヤ、耐火金庫、消火器、コンクリートブロック、ガスボンベ類
- 長さがおおむね2メートル10センチを超えるもの、太さがおおむね30センチを超えるもの(木の幹など)
- お店や会社などの事業活動で出た粗大ごみ
後回しにするほど、選べる道は減っていく
処理施設の保管場所が限界に近いという事情もあって、新宿区は粗大ごみを出す前にリユースを考えるよう、はっきり求めています。まだ使える家具は、ごみにする以外の出口を先に探してほしいということです。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 区の案内にある処分方法は収集だけで、インターネットの申込は10個まで、変更は3日前までです
- 家電は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、粗大ごみに出す点数そのものが減ります。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。