坂戸市の粗大ごみ 10月から持ち込みも有料、ソファーは別料金
埼玉県坂戸市の粗大ごみは、予約して自宅まで取りに来てもらう戸別収集(有料)と、東清掃センターへの自己搬入があります。これまで家庭ごみは50キロまで無料で持ち込めましたが、令和8年10月1日からごみ処理手数料が変わり、持ち込みも有料になります。マットレスやソファーなど解体に手間がかかる品目にも、新たに料金がかかります。ここでは出し方と、変更の中身を整理します。
予約して、当日払うかシールを貼って出す
坂戸市の戸別収集は有料で、専用電話への事前予約が必要です。支払い方は、収集のときにその場で払う「当日支払方式」と、先に払ってシールを貼る「シール方式」から選べます。
1回の予約で受け付けるのは5点まで、重さは1点につき60キロまでです。 予約の状況によっては希望日に収集できない場合があります。収集日は月曜日〜金曜日で、祝日と年末年始(12月29日〜1月3日)は収集しません。
当日支払方式とシール方式の違い
| 項目 | 当日支払方式 | シール方式 |
|---|---|---|
| 支払い | 収集時に現金で払う | 収集前に手数料を納め、納付済シールを受け取る |
| 当日の在宅 | 必要(午前または午後に自宅で待つ) | 不要 |
| 納付場所 | — | 環境政策課(市役所2階)、西清掃センター、東清掃センター、環境学館いずみ(いずれも祝日を除く) |
| 注意点 | — | 納めた手数料は返還されない。シールは再発行も貼り直しもできない。シールが貼られていないと収集しない |
予約センターの受付は、月曜日〜金曜日(祝日を除く)と第2・4土曜日の8:30〜12:00、13:00〜17:00です。祝日にあたる第2・4土曜日と年末年始は受け付けていません。
「持ち込めば50キロまで無料」は9月30日まで
坂戸市は、家庭ごみを東清掃センターへ直接搬入すれば50キロまで無料で処理できる、と案内してきました。これが令和8年10月1日から変わります。清掃施設の老朽化や修繕費・維持管理費の高騰などを踏まえた変更だと市は説明しています。
| 項目 | 9月30日まで | 10月1日から |
|---|---|---|
| 自己搬入:家庭からのごみ・資源物 | 50kgまで無料 | 50kgまで「200円」(50kgを超える分は変わらず「10kgにつき100円」) |
| 自己搬入:ベッド用マットレス(シングル/セミダブル・ダブル) | 重さで計算 | 「1,000円」/「1,300円」(重さによる手数料はかからない) |
| 自己搬入:ソファー(1人用・コーナー用/2人用以上・ソファーベッド) | 重さで計算 | 「500円」/「1,000円」 |
| 戸別収集:ベッド用マットレス(シングル/セミダブル・ダブル) | 改定前の料金 | 「1,700円」/「2,200円」 |
| 戸別収集:ソファー(1人用・コーナー用/2人用以上・ソファーベッド) | 改定前の料金 | 「1,000円」/「1,900円」 |
| 戸別収集:上記以外の粗大ごみ | 改定前の料金 | 改定前の料金に1個につき「200円」を上乗せ |
椅子式マッサージ機も、手作業による解体が必要な品目として、自己搬入で「1,000円」、戸別収集で「2,200円」がかかるようになります。つまり、同じ家具を出すにも、10月1日を境に費用が変わります。片付けの時期が近いなら、どちらの料金になるかを先に確かめておきます。
自己搬入は東清掃センターへ。代行搬入はできない
粗大ごみの自己搬入先は東清掃センターです。西清掃センターは燃やせるごみや資源紙・布などの受入れで、粗大ごみは扱っていません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 東清掃センター(坂戸市大字赤尾2292番地、049-284-0690) |
| 受入日 | 平日(月〜金)と第2・第4土曜日。第1・第3・第5土曜日、日曜日、祝日、振替休日は不可 |
| 受入時間 | 8:30〜正午、13:00〜16:30 |
| 受け入れるもの | 粗大ごみ、燃やさないごみ、資源プラスチック・ペットボトル・カン・ビン、資源紙・布、蛍光管類、発火性危険物、パソコンなど |
| 年末年始 | 12月29日〜1月3日の受入れは収集カレンダーで確認 |
他の市町村からごみを持ち込むことや、他人のごみを代行搬入することはできません。 施設で処理できないごみも受け入れられません。家族の家の片付けで誰が運ぶかは、事前に清掃センターに確かめておくと安心です。
戸別収集と持ち込みの決まり、家電の出し方
- エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機 — 家電リサイクル法の対象機器で、郵便局で家電リサイクル券を買ってから清掃センターに持ち込めます
- 戸別収集は1回5点まで、1点60キロまで — それを超えるものは予約を分けるか、自己搬入を考えます
- 施設で処理できないごみ — 清掃センターでも受け入れられません。分別マニュアルで確認します
後回しにするほど、選べる道は減っていく
坂戸市は、収集している粗大ごみの中には価値のある不要物が数多く含まれているとして、処分費用を払って捨てる前に売却などでリユースにつなげられないか検討するよう呼びかけています。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手や譲る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 坂戸市では令和8年10月1日から、持ち込みにも戸別収集にも新しい料金がかかります。同じものを出すのでも、時期によって費用が変わります
- 家電や家具は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、料金のかかるマットレスやソファーの点数も、5点ずつの予約を何回重ねるかも見通せます。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。