さいたま市の粗大ごみ 1回4個までの申込と持ち込み予約
さいたま市では、一辺が90センチ以上2メートル未満のごみはいつもの収集所に出せません。予約をして、納付券を貼って、指定の日に出す順番です。1回に申し込めるのは4個までで、混み合う時期は収集まで1か月ほどかかることがあります。ここでは申込先と出し方、持ち込みの予約、市が引き取らない品目を整理します。
サイズを測って予約し、券を買うのはそのあと
さいたま市の粗大ごみは有料・予約制の戸別収集です。市の案内は「ごみのサイズを測る」「予約をする」「納付券を購入する」「ごみを出す」の順になっています。納付券は一度買うと払い戻しも再発行もできないため、市は申込時に券の種類を確認するよう求めています。
屋内からは収集されません。 集合住宅でも建物の外まで出しておく必要があります。会社や店舗、レンタルボックスからの収集もしていません。収集のときに品目を足したり変えたりすることもできないので、変更は収集日の3営業日前までに連絡します。
申込先と受付時間、1回に出せる数
| 方法 | 受付時間 | 補足 |
|---|---|---|
| 電話 048-878-0053(粗大ごみ受付センター) | 月〜金 8:30〜17:00 | 祝日も受付。土日と1月1日〜3日は休み |
| インターネット(さいたま市粗大ごみインターネット受付) | 24時間・年中無休 | メールアドレスが必要。発行される受付番号は収集まで保管する |
| ファックス 048-878-0960 | — | 聴覚等に障がいのある方専用 |
市は、受付センターへの電話が別の相手にかかってしまう事例が起きているとして、番号をよく確かめてからかけるよう呼びかけています。休み明けや年末年始、月曜の午前中は電話が込み合います。
もう一つ大事なのが個数です。1回の申込は4個までで、さらに多く出したい場合は「収集が完了したのち、再度収集の予約申し込み」をする決まりです。市は「混雑状況により、収集まで1カ月程かかる場合もございます」とも書いています。家具が10点を超えるような片付けでは、収集が何回にも分かれ、その分だけ期間が延びます。
ソファーは「中のSバネ」で扱いが変わる
見落とされやすいのがソファーです。スプリング入りのマットレスやソファーは、粗大ごみではなく「特定適正処理困難物」という別の区分になり、手数料も高くなります。市は「ソファー内部のSバネも、スプリングです」と明記し、申し込む前に座面の裏などを破って確認するよう求めています。
収集のときに、収集員が座面の裏を破ってスプリングの有無を確かめることもあります。また、解体してスプリングだけの状態にしても1品として扱われます。バネを抜けば普通の粗大ごみになる、というわけではありません。
反対に、スプリングの無い家具は分解しても不利になりません。市は「粗大ごみを分解した場合、元の商品が1つであれば、納付券は1枚(550円)で処分できます」としています。
自分で運ぶなら、持ち込みは前日17時までに予約
車があれば、ごみ処理施設に直接持ち込む道もあります。令和7年1月から完全事前予約制になり、予約なしでは受け付けられません。料金は重さで決まり、市の表では「10キログラム」までは無料です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 粗大ごみを持ち込める施設 | クリーンセンター大崎(緑区大崎317)/桜環境センター(桜区新開4-2-1)/見沼環境センター(見沼区膝子626-1) |
| 予約できる時間枠 | 月〜金 8:30〜10:00・10:00〜12:00・13:00〜15:00・15:00〜16:30/土 8:30〜10:00・10:00〜12:00 |
| 受け付けない日 | 土曜の午後、日曜、1月1日〜3日 |
| 予約の方法 | オンライン(24時間)または ごみ持込みコールセンター 050-3033-8229(月〜金 8:30〜17:00、祝日休み) |
| 予約の期限 | 持ち込む日の1か月前から、前日17時まで。当日の予約はできない |
| 1回の上限 | 1世帯1回の予約、車1台まで。次の予約は持ち込みが終わってから |
| 必要なもの | 住所のわかるもの(免許証など)。市内で出たごみを本人が持ち込む場合に限る |
西部環境センターは、もえるごみしか受け付けていません。 粗大ごみを運ぶなら上の3施設のどれかです。1日に予約できる件数には上限があり、土曜や祝日、年末は混み合います。最大の辺が2メートル以上のものや、資源物は持ち込めません。
市が引き取らないもの
次のものは粗大ごみの収集にも、施設への持ち込みにも出せません。
- 冷蔵庫・冷凍庫、エアコン、テレビ、洗濯機・衣類乾燥機 — 家電リサイクル法の対象。買い替える店や購入した店に引き取りを頼むか、指定の方法で処分します
- パソコン — メーカー等が回収します
- ピアノ、耐火金庫、浴槽、石うす、バイクなどのエンジン機械、車の部品 — 施設で砕けないものとして持ち込みを断られます。耐火金庫やオイルヒーターは、許可を持つ処分業者の施設で処理することになります
- 消火器、ガスボンベ、灯油やガソリン — 爆発や火災の危険があるもの
- 建具、洗面台、ブロック塀、土砂 — 家の解体や改築で出るもの
市は「遺品整理を行った場合の不用品は一般廃棄物です」とし、運んでもらうときは一般廃棄物収集運搬の許可を持つ業者に依頼するよう案内しています。相手が許可を持っているかは、許可証の提示を求めれば確かめられます。
後回しにするほど、選べる道は減っていく
さいたま市は粗大ごみのページで「ごみとして捨てる前にリユースすれば、処分費用や搬出の手間を無くすことも可能です」と書き、持ち込まれるごみの中に「まだまだ使える価値のあるモノ」があると伝えています。市が売る・譲るという道を先に示しているわけです。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 粗大ごみは1回4個まで、次の予約は収集が終わってから。混み合う時期は1回の収集まで1か月ほどかかることがあり、点数が多いほど間に合わなくなります
- 家電は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、粗大ごみに回す点数そのものが減り、予約の回数も変わります。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。