大田区の粗大ごみ ネットは10個まで、持ち込みは電話のみ
大田区では、一辺がおおむね30センチ以上の家具や寝具、電気製品が粗大ごみです。電話かインターネットで申し込み、処理券を貼って出します。ただ、電話とインターネットでは申し込める個数も内容も違います。持ち込みは電話でしか申し込めません。ここでは申込の選び方と出し方、持ち込みの条件、区が収集しないものを整理します。
名前・大きさ・数を確かめてから申し込む
大田区の粗大ごみは有料・事前申込制です。区は申し込む前に、粗大ごみの名称と大きさ、数量を確認しておくよう求めています。たんすのような箱物は一番長い辺とその次に長い辺、カーペットは何畳分かを伝えます。
集合住宅では、各部屋の玄関先には出せません。 一戸建ては道路に面した敷地内に出します。持ち上げるときなどに、作業員が必要最低限の範囲で敷地に入ることがあり、それが難しい場合は電話で申し込むときに伝えます。
申込先と受付時間
| 方法 | 受付時間 | 1回に申し込める数・内容 |
|---|---|---|
| 電話 0570-037-530(ナビダイヤル) | 8:00〜19:00。日曜・祝日も受付 | 20個まで。収集も持ち込みも申し込める |
| 電話 03-6631-7050 | 同上 | IP電話などナビダイヤルが使えない場合 |
| インターネット | 24時間(保守点検日を除く) | 10個まで。収集のみ |
| ファックス(専用の申込書) | — | 身体等に障害があり電話での申込が難しい方向け |
区は、受付センターは特に月曜日の午前中が混み合うとし、午後か月曜以外にかけるよう案内しています。3月と4月は申込が増えて大変混み合うため、日数に余裕を持って申し込むよう求めています。区の収集は申込順に月曜から土曜に回り、「2週間以上先の日程での受付となる場合があります」とも書かれています。
ネットで申し込めるのは10個まで、収集だけ
申込の方法を選ぶときに気をつけたいのが、電話とインターネットでできることが違う点です。インターネットは24時間使えて便利ですが、1回に申し込めるのは10個までで、しかも区の収集しか選べません。
11個以上をまとめて出したいとき、あるいは自分で持ち込みたいときは、受付時間内に電話をかけるしかありません。混み合う月曜の午前や3月・4月に電話がつながらず、申込そのものが後ろにずれることもあります。
もう一つ、区は「品目(製品)で判断しますので、切り刻んだり、壊したり、分解しても『粗大ごみ』となります」と明記しています。点数を減らすつもりで家具をばらしても、申込と手数料は必要なままです。インターネットでは住所の入力を間違えると収集できないことがあるため、送る前に住所をもう一度確かめます。
持ち込むと、品目によって無料か減額になる
自分で運べるなら持ち込みも選べます。区は持ち込みの手数料を「品目によって免除(無料)又は減額します」としています。ただし条件がいくつもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申込方法 | 電話のみ。持込日の3日前の19時まで(受付件数の上限に達していない場合) |
| 持ち込み場所 | 京浜島。詳しい場所は申込のときに案内される |
| 受付時間 | 月〜土 13:00〜16:00/日 9:00〜12:00・13:00〜16:00 |
| 1回の上限 | 10個まで。1世帯あたり年度内4回まで |
| 持ち込める人 | 申込者本人(区民に限る)。当日に住所を確認する |
| 車両 | 自家用自動車かレンタカー(2トン車まで)。事業用自動車は不可 |
| 必要なもの | 処理券(有料の品目)と、氏名と住所が確認できるもの(運転免許証・マイナンバーカードなど) |
16時を過ぎると受け付けてもらえず、自動的にキャンセルになります。 持ち込み場所やその周辺では処理券を売っておらず、現金でも払えません。有料の品目があるなら、処理券を先に買って貼ってから出発します。
区が収集しないもの
次のものは粗大ごみとして申し込めません。メーカーや販売店、専門の業者に相談します。
- エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機 — 家電リサイクル法の対象
- 家庭用パソコン — メーカーなどが回収します
- ピアノ、耐火金庫、オートバイ、タイヤ、消火器 — 区では収集、回収ができません
- 一辺が230センチを超えるもの、大人2人で持ち上げられないような重いもの
- 灯油が入ったままの石油ストーブ、ガスボンベ、自動車・バイク・電動自転車のバッテリー — 石油ストーブは灯油を抜けば粗大ごみとして出せます
- 事業に伴って出た大型のごみ — 家庭の粗大ごみとしては出せません
65歳以上の方や障害のある方だけの世帯には、家の中から運び出す「運び出し収集」があります。ただし区は、引越しに伴う粗大ごみは受けられない場合があるとし、まず荷物を運んでくれる人に戸外までの運び出しを相談するよう案内しています。
後回しにするほど、選べる道は減っていく
大田区は粗大ごみのページの一番上で「粗大ごみに出す前にリユース(再利用)をご検討ください」と呼びかけ、「ごみとして捨てずに売却・リユースすることで、処分費用や(場合によっては)家からの運び出しの手間をなくすこともできます」と書いています。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 区の収集は2週間以上先になる場合があり、3月・4月は電話そのものがつながりにくくなります。持ち込みも3日前の19時までに電話で申し込む必要があります
- 家電は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、申し込む点数も、電話が必要かどうかも変わります。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。