練馬区の粗大ごみ 分解しても粗大ごみになる申込制
練馬区では、おおむね30センチ角を超えるものが粗大ごみです。分解したり切ったりしても粗大ごみのままで、いつもの集積所には出せません。収集でも持ち込みでも、先に粗大ごみ受付センターへ申し込みます。ここでは申込と支払いの順番、出す場所、持ち込みの条件、区が収集しないものを整理します。
申し込んでから払う。券を先に買わない
練馬区の粗大ごみは有料・申込制です。区は「申込みをしてから粗大ごみ処理手数料をお支払いください」と明記しています。料金は品目ごとに違い、申込のときに案内されるため、先に券を買うと額面が合わなくなります。多く貼っても返金はありません。
貼り紙の無いもの、書いてある内容が読めないものは収集されません。 オンライン決済で使う紙は、雨で消えないよう油性ペンで書き、ガムテープなどで4辺を貼るよう区が求めています。練馬区以外の自治体の処理券は使えません。
申込先と、券の買える場所
| 方法 | 受付 | 補足 |
|---|---|---|
| インターネット(練馬区粗大ごみインターネット受付) | 24時間 | 収集の申込ならオンライン決済が使える。持ち込みの申込では使えない。領収書は出ない |
| 電話 03-5703-5399(粗大ごみ受付センター) | 自動音声応答で受付 | 通話は録音される |
| 処理券を買える場所 | 補足 |
|---|---|
| 区内のコンビニエンスストア | 取扱所の一覧は区のページに掲載 |
| 練馬清掃事務所・石神井清掃事務所 | 〒176・179地域は練馬、〒177・178地域は石神井の管轄 |
| 清掃リサイクル課(区役所本庁舎18階) | — |
処理券はA券「200円」とB券「300円」の2種類で、案内された額になるよう組み合わせて貼ります。控えは収集が終わるまで保管します。収集は午前8時から午後4時の間に行われ、おおよその時間帯は収集日の前日に練馬区資源循環センターへ問い合わせれば確かめられます。
小さく分解しても、粗大ごみのまま
練馬区の粗大ごみの線引きは「おおむね30センチメートル角を超えるもの」です。さいたま市のように「90センチ以上」を基準にする自治体もあり、同じ家具でも住む場所によって扱いが変わります。
そのうえで区は「分解・切断した場合も粗大ごみとなります」と明記しています。棚やベッドをのこぎりで切って袋に入れても、可燃ごみや不燃ごみにはなりません。手間をかけて小さくしても、申込と手数料は必要なままです。
引越しや部屋の片付けでは、普段のごみの量にも上限があります。区の案内では、通常の収集に1回で出せるのは「45リットル3袋」までで、それを超える分は有料になり、管轄の清掃事務所に相談することになります。
持ち込みは1回15個、年度内3回まで
車で運べるなら、練馬区資源循環センターへの持ち込みも選べます。持ち込みでも事前に受付センターへの申込が必要で、申込の無い粗大ごみは受け付けられません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 持ち込み場所 | 練馬区資源循環センター(谷原1丁目2番20号) |
| 持ち込む日時 | 申込のときに指定した日時。土・日・祝日も可。9:00〜11:00/14:00〜16:00 |
| 1回の上限 | 15個まで |
| 利用回数 | 1世帯あたり年度内(4月〜3月)3回まで |
| 持ち込める人 | 申し込んだ本人か、同じ住所の世帯の人。他人の粗大ごみは持ち込めない |
| 車両 | 自家用車かレンタカー(2トン車まで)。運送業の車両は不可 |
| 必要なもの | 処理券を貼った粗大ごみと、運転免許証など本人確認ができるもの |
持ち込みではオンライン決済が使えません。 処理券を買って貼ってから運びます。年3回の上限があるので、片付けを何度かに分けて進める予定なら、どの回に何を運ぶかを先に決めておくほうが確実です。
区が収集しないもの
次のものは粗大ごみとして申し込めません。
- 洗濯機・テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・衣類乾燥機 — 小売店に引き取りを頼みます
- 家庭用パソコン — メーカーが引き取ります
- 事業として使ったもの — 家庭の粗大ごみとしては出せません
- 危険性・引火性・有害性のあるもの、ひどい悪臭を出すもの — メーカーや購入店に引き取ってもらうか、専門の処理業者に頼みます。区の問い合わせ先で業者を案内しています
区は、チラシなどで「無料で引き取る」と言いながら処理費用を請求する業者がいるとして注意を呼びかけています。電話機や記録媒体を手放すときは、個人情報を消してから出すようにとも案内しています。
後回しにするほど、選べる道は減っていく
練馬区は粗大ごみのページの冒頭で「粗大ごみとして出す前に『リユース(再使用)』を検討しませんか?」と呼びかけ、区が収集した家具のうち使えるものを修繕して、区内のリサイクルセンターで販売しています。区自身が、捨てる前に使い道を探すことを勧めているわけです。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 区は年末や引越しの時期に申込が集中すると案内しています。持ち込みも年度内3回までなので、あとから回数を増やすことはできません
- 家電は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、粗大ごみに回す点数も、持ち込みに使う回数も変わります。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。