国立市の粗大ごみ 持ち込むと4分の3程度、遺族の搬入もできる
東京都国立市では、一辺の長さが50センチ以上のものが粗大ごみです(蛍光灯は1メートル以上)。処理は有料で事前申込が必要、収集日は申込日から10日以降で、地域ごとに曜日が決まっています。一方、国立市環境センターに自分で持ち込むと、手数料は市に収集を依頼する場合のおおむね4分の3程度です。遺族が遺品整理で持ち込む道も用意されています。ここでは申込と持ち込みを整理します。
申し込んで処理券を貼り、朝9時までに出す
国立市の粗大ごみは事前申込制です。市は「申込から収集まで2週間程度かかる場合もあります」として、余裕を持って依頼するよう求めています。
家の中や2階以上に上がっての収集はできません。 収集は9時から順番に行い、16時頃までかかることもあります。時間の指定はできず、立ち会いも不要です。
| 曜日 | 地域 |
|---|---|
| 月曜日 | 東 |
| 火曜日 | 中、北 |
| 水曜日 | 西 |
| 木曜日 | 谷保、青柳、石田、泉、矢川 |
| 金曜日 | 富士見台 |
収集日は申込日から10日以降で、この地域別の曜日にあたる日になります。希望に添えない場合もあります。団体、施設、事業所から出る粗大ごみや、事業に伴って出る粗大ごみは対象外です。
自分で運ぶと手数料はおおむね4分の3
粗大ごみの費用は決まった額しかない、と思いがちですが、国立市では運び方で変わります。環境センターに持ち込む場合、手数料は市に収集を依頼する場合のおおむね4分の3程度です。その場で現金で払うため、処理券は買わないでください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 国立市環境センター(国立市谷保6-26-17、042-572-2172) |
| 受付日時 | 月〜金(祝日を含む、年末年始を除く)9:00〜12:00、13:00〜16:00 |
| 料金 | 粗大ごみは品目ごとに異なる(収集を依頼する場合のおおむね4分の3程度)。それ以外のごみは「1kgあたり45円」。その場で現金払い |
| 持ち込める人 | 原則として、自分で運転して搬入する排出者本人または同居の親族。免許証などで本人確認 |
| 予約 | 粗大ごみを一度に10点以上持ち込む場合は事前予約が必要 |
| 注意 | 分別されていないごみは搬入できない。無料で回収しているものも、持ち込むとすべて有料 |
1日の処理量には限りがあるため、持ち込む量は予約のときに相談します。予約による1日10点以上の持ち込みでも、1日に複数回の予約持ち込みはできません。
遺品整理なら、遺族が持ち込む手続きがある
持ち込みは原則として本人か同居の親族に限られますが、国立市には例外の手続きがあります。排出者の遺族が遺品整理で持ち込む場合は、搬入申請書(遺族搬入の書式)を用意すれば搬入できます。
- 排出者から依頼を受けた個人(無償の場合に限る)が運転する車に、本人が同乗して持ち込む場合
- 排出者から依頼を受けた個人や、同居以外の親族(無償の場合に限る)が持ち込む場合
- 排出者の遺族が遺品整理で持ち込む場合
- 市が許可した一般廃棄物収集運搬業者に依頼して持ち込む場合
1〜3の場合、搬入できる車両は自家用車に限ります。市は、国立市の一般廃棄物収集運搬許可がない業者が、遺品整理や引越作業などで発生したごみを運搬・搬入することは、排出者や依頼者本人が同乗する場合でもできないとしています。頼む相手を選ぶときは、許可の有無を確かめてください。
自宅の樹木を剪定業者に頼んだ場合、そのごみの排出者は剪定業者になります。 そのため依頼者が搬入することはできません。
粗大ごみの決まりと、市で収集できないもの
- 一辺の長さが50センチ以上のものが粗大ごみです(蛍光灯は1メートル以上)。長さは、たたんだり折り曲げたりした状態ではなく、元の状態で測ります
- 50センチ未満でも、石油ストーブ、オイルヒーター、石油ファンヒーターは粗大ごみです
- 手数料は、切ったり分解したりした場合も原則として元の大きさが基準です。ただし切って50センチ未満になる場合は、可燃ごみや不燃ごみで出せます
- エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、パソコン — 市では収集できません
後回しにするほど、選べる道は減っていく
国立市は、粗大ごみとして出す前に、必要としている人へ譲ったり売却したりするリユースに取り組むよう呼びかけています。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手や譲る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 収集日は申込から10日以降で、地域ごとの曜日に限られます。日が迫るほど、選べる日が減ります
- 家電や家具は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、収集に出す点数と、環境センターへ運ぶ分が決まります。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。