熊谷市の粗大ごみ 木の家具は燃えるごみの日、金属は週1回
熊谷市では、粗大ごみを決められた曜日に集積所へ出します。対象は扇風機や電子レンジ、自転車のような「大型の燃えないごみ、一部の家電製品」です。一方、タンスや机、テーブルといった大型の木製家具は、粗大ごみではなく燃えるごみの日に出します。集積所まで運べない場合は、玄関先まで取りに来る有料リクエスト収集があります。ここでは出し方の違いと、有料リクエスト収集、自己搬入、市が収集しないものを整理します。
品物の種類で、出す日を分ける
熊谷市の家庭ごみは、集積所に出す日が種類ごとに決まっています。大きな品物も、木製の家具か、燃えないものや家電かで出す日が変わります。どちらも決められた日の朝8時30分までに出します。
エアコン、テレビ(ブラウン管式・液晶式・プラズマ式)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は収集しません。 買い替えをする店か購入した店に相談します。
集積所の「粗大ごみ」に出すもの
| 区分 | 市が挙げている品目 |
|---|---|
| 大型の燃えないごみ、一部の家電製品 | 扇風機、ミニコンポ、ビデオデッキ、ラジカセ、ガスレンジ、電子(オーブン)レンジ、石油ストーブ(灯油・乾電池を除く)、スチール机、自転車(不要品の表示)、ベッドマットレス(スプリング入り)、スキー板、掃除機 |
| 収集区域の色(区域図) | 粗大ごみの収集曜日 |
|---|---|
| 青色 | 月曜日 |
| 灰色 | 火曜日 |
| 黄色 | 水曜日 |
| 緑色 | 木曜日 |
| ピンク色 | 金曜日 |
粗大ごみの日は地区ごとに週1回です。自分の家がどの区域かは、市の粗大ごみ収集区域図と「熊谷市くらしのカレンダー」で確かめます。
タンスや机は、燃えるごみの日に出す
東京23区から越してきた人ほど戸惑うのがここです。熊谷市では、大型の木製家具類は「燃えるごみ」として扱われ、袋に入れずに燃えるごみの日に出せます。市が例に挙げているのは、机・タンス・テーブル・下駄箱・本箱などです。
燃えるごみの収集は週2回で、東コースが月曜・木曜、西コースが火曜・金曜です。市は、木製家具はできる限り解体し、分別して出すよう求めています。カーペットやふとんのような大きな布類も、ひもで束ねて燃えるごみで出します。
つまり、同じ「大きなもの」でも、木のタンスは燃えるごみの日、スチールの机は粗大ごみの日と、出す日が違います。まとめて同じ日に出すと、どちらかが収集されずに残ることになります。
運べないなら有料リクエスト収集、自分で運ぶなら自己搬入
大型の家具などを解体・分別したり集積所まで運んだりするのが難しい場合、市は玄関先まで回収に来る有料リクエスト収集を案内しています。
| 項目 | 有料リクエスト収集 |
|---|---|
| 申込 | 環境美化センター(048-524-7121)に電話、または熊谷市電子申請・届出サービス |
| 収集日 | 月〜金と祝日(年末年始を除く)。午前 8:45〜11:00/午後 13:00〜15:00 のどちらかを指定(時間指定は不可) |
| 点数 | 1回の予約で5点まで。品物と大きさ(横幅・奥行・高さ)を伝える |
| 当日 | 玄関の外に出しておく(解体や分別は不要だが、家具の中身は空にする)。必ず立ち会う |
| 料金 | 「1点当たり1立方メートルにつき520円」。収集時に現金で払う |
| 注意 | 混雑していると2週間程度先の収集日になる場合がある。集合住宅は階段かエレベーターで降ろせるものに限る |
自分で車に積んで運ぶなら、自己搬入もできます。燃えないもの・粗大ごみは一般廃棄物最終処分場(拾六間、9:00〜12:00・13:00〜16:00)で、家庭ごみは「10キログラムにつき10円」です。燃えるごみは大里広域熊谷衛生センター(西別府)か大里広域江南清掃センター(千代)で、家庭ごみは「50キログラム以下無料」です。どちらも月曜〜金曜(祝日も可)で、土曜・日曜・年末年始は搬入できません。
自己搬入は熊谷市内で出たごみに限られ、業務時間外は搬入できません。 有料リクエスト収集も、事業所のごみや「収集・処理しないごみ」は対象外です。
市が収集・処理しないもの
次のものは、集積所にも有料リクエスト収集にも出せません。購入店や取扱店、専門の処理業者に依頼します。
- エアコン(室外機を含む)、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫・冷温庫、洗濯機・衣類乾燥機 — 家電リサイクル法対象品目。リサイクル料金と収集・運搬料金がかかります
- コンクリート、ブロック、レンガ、漬け物石、石、土、砂 — 土砂類
- バッテリー、ガソリン、灯油、廃油、プロパンガスボンベ — 爆発・火災の危険のあるもの
- 化学薬品、医療系廃棄物、建築廃材や家屋解体ごみ
- 事業所のごみ、自動車部品
後回しにするほど、選べる道は減っていく
熊谷市の仕組みは、品物の種類ごとに出す日が違い、運べないものは有料で玄関先まで取りに来てもらう形です。片付けの量が多いほど、曜日の組み合わせを考える手間が増えます。
だからこそ、手放し方を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 粗大ごみは週1回、有料リクエスト収集は1回5点までで、混雑すると2週間程度先になる場合があります
- 家電は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。婚礼だんすや無垢材の家具のように、燃えるごみに出す前に値打ちを確かめたいものもあります。先に分けておけば、そのあとの手順が変わります。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。