鴻巣市の粗大ごみ 処理券は電話の後に、持ち込みは市役所から
埼玉県鴻巣市の粗大ごみは、自宅まで取りに来てもらう戸別収集と、自分で処理施設へ運ぶ自己搬入の2つです。戸別収集の申込先は市役所ではなく、鴻巣市リサイクル事業協同組合です。手数料は品目ごとに決まっていて、処理券は申し込んだ後に買います。自己搬入はいきなり施設に行くのではなく、先に市役所などの窓口で手数料を払い、許可証を受け取ってから運びます。ここでは鴻巣・川里地域を中心に手順を整理します。
組合に電話してから、処理券を買って貼る
鴻巣市の戸別収集は、電話で申し込み、粗大ごみ処理券を貼って出す仕組みです。処理券は「100円」「300円」「500円」の3種類で、市内の取扱店で売っています。
家の中まで入って収集することはできません。 家庭ごみの集積所や資源回収ステーションに粗大ごみを出すこともできません。
申込先と、手数料の決まり方
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申込先 | 鴻巣市リサイクル事業協同組合 048-544-2111 |
| 受付時間 | 8:30〜15:00(土曜日・日曜日、祝日を除く) |
| 1回の上限 | 5点まで |
| 手数料の種類 | 品目により「100円、300円、500円、1,000円、1,500円」の5種類 |
| 品目の載っていないもの | 一番長い一辺の長さで決まる(30センチ以下、50センチ以下、1メートル以下、1メートル超の4区分) |
市の「ごみと資源の分別マニュアル(鴻巣・川里地域版、令和5年3月)」の五十音別の辞典に、品目ごとの手数料が載っています。主なものは次のとおりです。
| 品目 | 手数料(分別マニュアルより) |
|---|---|
| ふとん類 | 「300円」 |
| ソファー(1人掛け) | 「500円」 |
| ソファー(1人掛け超) | 「1,000円」(分裂タイプは1つ「500円」) |
| ベッド(マットレスを除く) | 「1,000円」(2段ベッドは上下それぞれ) |
| マットレス(スプリング入り) | 「1,500円」 |
| 自転車(16インチ超) | 「500円」。電動自転車は「1,000円」で電池をはずす |
処理券は「先に買っておく」ものではない
粗大ごみ処理券を使う自治体では、店で先に券を買ってから申し込めばいい、と考えがちです。鴻巣市は逆で、必ず電話で申し込んだ後に処理券を買うよう求めています。
理由は、処理券は払い戻しができないからです。手数料は品目や材質、寸法によって変わり、同じソファーでも1人掛けかどうかで違います。自分で判断して券を買うと、足りなかったり余ったりします。電話で品目を伝え、言われた手数料の分だけ買うのが確実です。
もう一つ、1回に申し込めるのは5点までです。家財をまとめて片付ける場合は、何回かに分けて申し込むことになります。そのぶん収集日も分かれるので、引越しや明け渡しの日が決まっているときは、点数を数えてから逆算して電話します。
自己搬入は、市役所で許可証を受けてから
自分で運ぶ場合、手数料は「戸別収集手数料の40%」です。ただし処理施設へ直接行くのではなく、先に窓口で品目を確認してもらい、手数料を払って許可証を受け取ります。窓口と運び先は住んでいる地域で分かれていて、ほかの地域の窓口では受け付けてもらえません。
| 項目 | 鴻巣・川里地域 | 吹上地域 |
|---|---|---|
| 最初に行く窓口 | 鴻巣市役所の粗大ごみ受付(中央1-1) | 吹上支所地域グループ |
| 窓口の受付時間 | 月〜金 8:30〜15:15(祝日・年末年始を除く) | 月〜金 8:30〜15:45(祝日・年末年始を除く) |
| 運び先 | 埼玉中部環境センター(吉見町大字大串2808) | 鴻巣市吹上不燃物置場(鎌塚98-1) |
| 運び先の搬入時間 | 9:00〜12:00、13:00〜16:00 | 9:00〜12:00、13:00〜16:00 |
許可証で搬入できるのは、申請した当日だけです。 窓口で一般廃棄物処理手数料申請書を書いて手数料を払い、その日のうちに運び込みます。車に粗大ごみを積んだ状態で窓口へ行き、品目を確認してもらう流れです。
粗大ごみで出せないもの
- エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機 — 家電リサイクル法の指定品目です。購入した店や買い替える店に引き取ってもらうほか、郵便局で家電リサイクル券を買い、鴻巣市リサイクル事業協同組合(048-543-8111)に引き取りを頼む方法があります(収集・運搬料金が別にかかる)
- ピアノ、耐火金庫、オイルヒーター — 市で収集できない処理困難物です。ピアノは販売店か廃棄物の許可業者に頼みます(電子ピアノは粗大ごみ)
- 自動車・原動機付自転車・オートバイ(部品を含む)、ガスボンベ、塗料・廃油など — 購入した店に引き取ってもらうか、許可業者に依頼します
後回しにするほど、選べる道は減っていく
鴻巣市の粗大ごみは、1回5点まで、処理券は申込の後、自己搬入は申請した当日だけ、と段取りの決まりが多い仕組みです。点数が多いほど、片付けにかかる日数は延びていきます。
ただし、処分以外の道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しや明け渡しの日が近づくと、売る相手や譲る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 5点ずつの申込を何回も重ねるには、そのぶんの日数が要ります。日が迫るほど、自分で運ぶか、まとめて頼むかしかなくなります
- 家電や家具は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、粗大ごみとして申し込む点数が減り、5点ずつの申込を何回重ねるかも見通せます。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。