国分寺市の粗大ごみ 持ち込み休止中、引越しの多量ごみは市で出せない
東京都国分寺市では、1辺が30センチ以上の電気製品と、40センチ以上の家具などが粗大ごみです。申込は粗大ごみ受付センターへ電話、ファクス、インターネットで行い、処理券を買って貼って出します。清掃センターへの持ち込みは建て替えのため休止中で、出し方は収集だけです。また市は、引越しなどで一時的に出る多量ごみは市で収集できないとしています。ここでは申込の流れと、市で出せないものを整理します。
申し込んでから処理券を買い、貼って出す
国分寺市の粗大ごみは申込制の戸別収集です。申込のときに品目ごとの金額と収集日、処理券を売っている店が伝えられます。処理券の取扱店では申込はできません。
家の中に入っての収集はできず、道路上に置くこともできません。 一戸建ては1階の敷地内の持ち出しやすい場所に、集合住宅は建物専用の集積場(なければ敷地内の通行の妨げにならない場所)に置きます。
集合住宅で、処理券の「なまえ」の欄に名前を書きたくない場合は、申込時に伝えればイニシャルや番号など、申込時に決めた名称を書くこともできます。
電話・ファクス・インターネットの違い
| 申込方法 | 受付 | その後の連絡 |
|---|---|---|
| 電話 | 042-538-1153(月〜金 8:30〜17:15、祝日・年末年始を除く) | その場で品目ごとの金額、収集日、処理券の販売所が伝えられる |
| ファクス | 042-538-1150(24時間送れる。受付時間外の分は翌営業日の受付) | 収集曜日・料金などがファクスで返信される。用紙はごみ・リサイクルカレンダーの裏面か市のページから |
| インターネット | 市のページから、委託を受けたごみ収集事業者の電子申請サイトへ | 申込完了のお知らせと、内容確認後の処理券の額・収集日などのお知らせの2回 |
市は、大量に出す場合は何回かに分けてもらう場合があるとしています。手数料の減免の対象になる人は、申し込む前に市役所3階の環境対策課の窓口で減免申請をします。
引越しなどで一時的に出る多量ごみは、市では収集できない
粗大ごみは申し込めば何でも市が集めてくれる、と考えがちです。国分寺市は「一般家庭から一時的に出る多量ごみ」として、業者請負ごみ、引越し、庭木の刈り込み、畳の入れ替えなどを挙げ、市では収集できないとしています。請負業者や廃棄物処理業者に依頼するよう案内しています。
つまり、家財をまとめて片付けるときに、全部を市の粗大ごみでまかなえるとは限りません。どこまでが市で出せる量かは品目や量によるので、迷ったら申込の前に環境課(042-312-8679)に確かめておくと、当日になって困らずに済みます。
品目にも注意が必要です。国分寺市では次のものが「処理困難物」などとして市で収集できず、市のページに載っている収集運搬業許可業者に連絡して処理します。
| 区分 | 主な例 |
|---|---|
| 処理困難物 | スプリング入りマットレス、ピアノ、電子オルガン、金庫、介護ベッド、仏壇、サーフボード、ドラム缶など |
| 家屋に付随する物・液体など | たたみ、ブロック、浴槽、建築資材、ペンキ、廃油、ガソリン、灯油、農薬など |
清掃センターへの持ち込みは休止中
国分寺市は、清掃センターの建物の解体と新しい施設の建設のため、令和5年4月1日から清掃センターへのごみ・資源物の持ち込みを休止しています。休止期間は令和13年度末までの予定です。
そのため、家庭の粗大ごみは受付センターに申し込んで収集してもらうのが基本の出し方です。自分で車に積んで運べば早く片付く、という方法はとれません。収集日は申込時に決まるので、引越しや明け渡しの日が決まっている場合は、そこから逆算して申し込みます。
粗大ごみで出せないもの
- テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機、エアコン、衣類乾燥機 — 家電リサイクル法の対象で、市では収集できません
- パソコンやモニター — 資源有効利用促進法の対象で、市の「家庭用パソコンの回収リサイクル」のページで出し方を確認します
- 消火器(エアゾールタイプを除く) — 株式会社消火器リサイクル推進センターに問い合わせます
- 自動車・バイクと、その部品(バッテリーやタイヤなど) — 購入した店か一般廃棄物収集運搬業の許可業者に頼みます
- 事業活動に伴って出る粗大ごみ — 請負業者や廃棄物処理業者に依頼します
後回しにするほど、選べる道は減っていく
国分寺市は、ごみとして捨てる前に売却してリユースすれば、処分費用や搬出の手間をなくすことも可能だと呼びかけています。収集しているごみの中には、まだ使える価値のあるモノが「ごみ」として処分されているとしています。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手や譲る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 持ち込みができない国分寺市では、収集日を待つしかありません。そのうえ一時的な多量ごみは市で出せず、業者探しも必要になります
- 家電や家具は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、市の粗大ごみに回す点数が減り、多量ごみとして別に頼むものも見えてきます。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。