小金井市の粗大ごみ 寸法で料金が変わる、持ち込み施設なし
東京都小金井市では、主に一辺が40センチ以上のもの、おおむね5キロを超えるものが粗大ごみです。収集は予約制で、市には粗大ごみを持ち込む施設がありません。手数料は品目ごとに決まっていて、たんすや棚は高さと幅の合計、ベッドは大きさによって変わります。申し込んだ寸法と実物が違うと、その日は収集されません。ここでは申込の方法と、出すときの注意点を整理します。
寸法を測ってから予約し、処理券を貼って出す
小金井市の粗大ごみは予約制の戸別収集です。申込は粗大ごみ受付センターへの電話が基本で、一部の品目はオンラインでも申し込めます。市役所第二庁舎4階のごみ対策課の窓口でも受け付けています。メールでの申込はできません。
家の中などからの運び出しはしません。 運び出しが難しい場合は、シルバー人材センター(0422-27-7117)に相談するよう市は案内しています。収集に行ったときに品物がなければ再収集はされず、申込からやり直しです。
申込の方法と、つながりやすさ
| 方法 | 受付 | 注意点 |
|---|---|---|
| 電話 | 042-387-9829(8:30〜17:15。土曜・日曜・年末年始は休み、祝日は受け付ける) | 週明けや連休明けはつながりにくい。英語・中国語など多言語にも対応 |
| オンライン | 24時間。スマートフォンやパソコンから | 試行のため、たんす・ベッド・ソファ・自転車・布団など申込の多い品目に限る |
| 窓口 | 市役所第二庁舎4階 ごみ対策課 | 手数料の減免(生活保護受給者、罹災証明を持つ人)の申込は窓口のみ |
市は、申込の多い時期は、申込から収集まで2週間以上かかる場合があるとしています。引越しなどで多量に出す場合は1日で収集できないこともあるので、収集日に指定があるときは余裕を持って申し込むよう求めています。
「だいたいの大きさ」では収集されない
粗大ごみの申込では、大きさはおおよそ伝えれば足りる、と思いがちです。小金井市では、収集のときに寸法が申込内容と違うと分かった場合、料金が変わるため収集できません。改めて申し込むことになり、そのぶん収集日が先に延びます。
寸法が大事なのは、同じ品目でも大きさや作りで手数料が変わるからです。市の「粗大ごみの品目と手数料」から、主なものを挙げます。
| 品目 | 規格 | 手数料 |
|---|---|---|
| たんす | 高さと幅の合計が150センチ未満/250センチ未満/250センチ以上 | 「500円」/「1,000円」/「1,500円」 |
| ベッド | シングル/セミダブル以上(マットレス一体型・折り畳み式を含む) | 「1,000円」/「1,500円」 |
| マットレス(スプリング有り) | シングル/セミダブル以上 | 「1,000円」/「1,500円」 |
| 応接用椅子(ソファ・座椅子型) | 一辺が150センチ未満/150センチ以上 | 「500円」/「1,000円」 |
| 自転車 | 16インチ未満/16インチ以上・折り畳み式/動力付き | 「200円」/「500円」/「1,000円」 |
棚やリビングボードは、同じ大きさでも引き出しがあるかどうかで料金が変わります。一辺が200センチを超えるものや60キロを超えるものは、解体か切断をしてから出します。じゅうたんやカーペットなどは、一辺40センチ以下に切れば燃やすごみ・燃やさないごみとして出すこともできます。
市に持ち込む施設はない。出し方の決まりに注意
小金井市は「市では粗大ごみを持ち込む施設はありません」としています。自分で車に積んで運ぶ方法はなく、出し方は予約して収集してもらうだけです。そのため、次の出し方の決まりを守らないと、その日に片付かないことになります。
- 購入したときの箱などに入れたままでは収集できません
- 布団、座布団、クッションなど中が綿のもの、ハードタイプ以外のマットレスは、透明か半透明のビニール袋に入れて出します
- たんすや机の引き出し、スーツケースの中身は必ず空にします。スーツケースに鍵はかけません
- 石油ストーブの石油、物干し台の砂は必ず抜きます。砂は市で収集できません
市は、収集した粗大ごみをリユース品として扱う場合があるとしています。
市で収集できないもの
- テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、エアコン、洗濯機、衣類乾燥機など — 家電リサイクル法の対象で、販売店か家電リサイクル受付センター(042-383-0531)に申し込みます
- 除湿器、冷風機、保冷温庫などフロンガスや代替フロンを使っているもの — 収集できません
- パソコン本体とディスプレイ — メーカーのPCリサイクル受付窓口などに問い合わせます
- 事業者から出る事業系粗大ごみ — 産業廃棄物処理業者に委託するなど、自己処理です
後回しにするほど、選べる道は減っていく
小金井市は、ごみとして捨てる前にリユースを検討するよう呼びかけ、リユースショップに売る方法や地域内で譲る方法を案内しています。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手や譲る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 持ち込みができない小金井市では、収集まで2週間以上かかる時期もあります。寸法違いで出し直しになれば、さらに延びます
- 家電や家具は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、寸法を測って申し込む点数が減り、収集日の読みも立てやすくなります。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。