加須市の粗大ごみ 1品定額で毎週水曜、スプリング入りは業者へ
埼玉県加須市では、市の指定する45リットルの袋に入らない大きなものが粗大ごみです。戸別収集は1品ごとの定額で、収集日は毎週水曜日、1回10品までです。ただしスプリングが入ったソファーやマットレスは粗大ごみとして出せず、処分業者に持ち込みます。自分で運ぶ場合は、住んでいる地域のクリーンセンターに予約なしで搬入できます。ここでは申込と支払い、出せないものの行き先を整理します。
火曜の正午までに申し込み、水曜に収集
加須市の戸別収集は毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日)で、手数料は「1品500円」の定額です。前日の火曜日正午までに申し込んだ人が対象ですが、申込者数によってはそれより前に申し込んでも翌週以降になる場合があります。
粗大ごみを家から運び出すサービスはありません。 収集時間の指定もできず、加須地域は8:30〜12:00、騎西・大利根・北川辺地域は13:00〜15:00の間に回ります。引越しなどで日程が限られるときは、余裕を持って申し込むよう市は求めています。
事前納付と当日納付の違い
| 項目 | 事前納付 | 当日納付 |
|---|---|---|
| 払う場所 | 市役所・総合支所・クリーンセンター(現金のみ) | 収集に来た業者に払う |
| 払う時期 | 申込が完了した後、収集日より前 | 収集当日 |
| 当日の在宅 | 不要。受付番号を書いた納入済シールを貼っておけば、不在でも収集する | 必ず在宅。訪問時に不在ならキャンセル |
| 不在だった場合 | — | 最短でも翌週以降に振替。当日中の収集はしない |
申込は1回の収集につき10品までです。それを超える場合は、2週に分けて申し込みます。電話の受付は月曜から土曜(祝日・年末年始を除く)の8:30〜17:00(12時〜13時を除く)です。
スプリング入りのソファーやマットレスは粗大ごみではない
ソファーやベッドのマットレスは、粗大ごみの代表のように思われています。加須市では、スプリングが入っているマットレスやソファは、戸別収集でも直接搬入でも処分できません。ポケットコイル、ボンネルコイル、Sバネ、板ばね、ウェービングベルトなど、ばねの種類は問いません。
スプリング入りのものは「処理困難物」として、市が案内する処分業者に直接持ち込みます。処理手数料は「10キログラムあたり130円」です。自力で運ぶのが難しい場合は、一般廃棄物収集運搬許可業者に頼みます(運搬料金が別にかかる)。
スプリングが入っているか分からない場合は、購入店や製造メーカーに確認するよう市は案内しています。入っていないと思われるソファーなどを戸別収集に出す場合も、原則として当日納付のみの受付です。当日に在宅して、その場で確認してもらうことになります。
直接搬入は予約不要。地域ごとにセンターが違う
戸別収集を使わない人は、クリーンセンターに直接運べます。事前の予約は要らず、手数料は「10kgあたり130円」です。引越しなどで一時に多量に出るごみも、直接搬入するか、一般廃棄物収集運搬業許可業者に頼むよう市は案内しています。
| 項目 | 加須・騎西地域の人 | 北川辺・大利根地域の人 |
|---|---|---|
| 搬入先 | 加須クリーンセンター(加須市馬内1790、0480-61-3671) | 大利根クリーンセンター(加須市北大桑1870、0480-72-4692) |
| 受付 | 月〜土(祝日・年末年始を除く)8:30〜16:00(12時〜13時を除く) | 月〜日(祝日・年末年始を除く)8:30〜16:00(12時〜13時を除く) |
| 持っていくもの | 免許証や公共料金の郵便物など、その地域で出たごみだと確認できるもの | 同じ |
住んでいる区域と違うクリーンセンターに持ち込むと、そのまま持ち帰ることになります。 場内は品目ごとに処理施設が分かれているので、事前に分別しておきます。土曜日、月曜日、連休前後、年末年始は非常に混み合い、委託収集車両が優先されます。
市で処分できないもの
- テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機、エアコン — 購入した店か買い替える店に頼むか、郵便局でリサイクル券を買って指定取引場所に運びます
- パソコン本体とディスプレイ — 各メーカーの回収を使います。窓口が分からなければパソコン3R推進協会に問い合わせます
- 浴槽・流し台などの住宅設備、瓦・コンクリート片・石・土砂、バイク・タイヤ、ピアノ、耐火金庫・消火器など — 処理困難物として、販売店やメーカー、許可業者に相談します
- 45リットルの袋に入るもの — 粗大ごみではなく、ふだんのごみの区分で出します
後回しにするほど、選べる道は減っていく
加須市は、集積所に出せない品を集積所や道端に置いていく行為は不法投棄で、犯罪だと注意しています。引越しの直前に行き場のない家具が残ると、困るのは自分です。
処分以外の道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手や譲る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 戸別収集は週1回・10品までです。点数が多いほど週をまたぎ、日が迫るほど自分で運ぶしかなくなります
- 家電や家具は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、水曜の収集を何週使うかが見え、スプリング入りの家具の行き先も早めに決められます。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。