川越市の粗大ごみ 立会いで確認、手数料は納付書で
川越市の粗大ごみは、予約制・有料の戸別収集です。東京の多くの区のように処理券を買って貼るのではなく、収集のときに立ち会って品目を確かめ、作業員から受け取る納付書で手数料を払います。予約は平日の電話だけで、1回に5点までです。ここでは予約と出し方、立会いと支払い、持ち込み、市が扱わないものを整理します。
電話で日と時間帯を予約し、当日は立ち会う
川越市は家庭の粗大ごみを予約制・有料制で戸別に収集しています(事業系ごみは収集していません)。予約は電話で、収集日と時間帯をこのときに決めます。
収集日の当日に品目を追加することはできません。 予約した内容と違うものが増えた場合は、事前に予約の電話に連絡して変更します。
予約先と収集の時間帯
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 予約電話 | 049-239-5056(粗大ごみ収集予約電話) |
| 予約の受付 | 月曜〜金曜の平日 |
| 収集の時間帯 | 午前 8:30〜11:30/午後 0:45〜4:00 |
| 収集日 | 最大で1か月先になる場合がある |
| 1回の予約 | 5点まで。6点以上は申し込めない |
もう一つ決まりがあります。市は「収集前の複数回予約」も申し込めないとしています。5点を超える分を別の日に分けて先に予約しておく、ということはできず、1回目の収集が終わってから次を予約することになります。収集日が最大1か月先になる場合があるので、点数が多いと時間がかかります。
シールは貼らない。立会いのあと納付書で払う
東京23区などから引っ越してきた人が戸惑いやすいのが、支払いの仕組みです。川越市では処理券(シール)を事前に買って貼るのではなく、「立ち会いのうえ、品目の確認を行います」とされ、そのあと「収集作業員から納付書を受け取り、納付書に記載の納入場所で手数料を支払います」という流れです。
つまり、予約した時間帯に家にいる必要があります。午前か午後の枠で予約するので、仕事や別の用事と重なる日は選べません。親の家の片付けで予約する場合も、その時間に誰が立ち会うかを先に決めておく必要があります。
市は「粗大ごみ収集及び予約電話の受付は、月曜日から金曜日の平日となります」としています。平日に電話で予約し、収集も平日の時間帯に立ち会う、という段取りを組むことになります。
持ち込みは40キロ以下なら無料
市内の家庭ごみは、市のごみ処理施設に自分で持ち込む(自己搬入する)こともできます。料金は重さで決まり、「10キログラムにつき50円」、「一回の搬入量が40キログラム以下の場合は無料」です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 粗大ごみを持ち込める施設 | 東清掃センター(川越市芳野台2丁目8番地18、049-223-2645)/資源化センター(川越市大字鯨井782番地3、049-234-0530) |
| 受付日時 | 月〜金(祝日も受付。年末年始を除く)8:40〜11:50/12:45〜16:00 |
| 持ち込める人 | 原則として、ごみを出した本人 |
| 荷下ろし | 原則として自分で行う。重いものは同乗者と一緒に来る |
| 確認 | 免許証やマイナンバーカードなど、住所が書かれた身分証明の提示を求められることがある |
| 分別 | 可燃ごみ・不燃ごみなど品目ごとに分けていないものは搬入できない |
少量の持ち込みが非常に多く、長時間待つことがあります。 市は、集積所に出せるごみは集積所を使うよう呼びかけています。施設ごとの搬入の手順は、市の「ごみ搬入のご案内」で確認します。
市が扱わないもの
次のものは、粗大ごみの収集にも施設への持ち込みにも出せません。
- テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機 — 家電リサイクル法の対象機器
- パソコン
- 消火器、プロパンガスボンベ、バッテリー — 危険性のあるもの
- ガソリン、シンナー、灯油 — 引火性のあるもの
- 自動車のタイヤ、ピアノ、ブロック、コンクリート製品、土・石 — 市の施設では処理が難しいもの
- 事業系ごみ・産業廃棄物、川越市外で出たごみ
市は粗大ごみのページで、市の一般廃棄物収集運搬業許可業者の一覧も案内しています。
後回しにするほど、選べる道は減っていく
川越市は粗大ごみのページの冒頭で「ごみとして処分する前にリユースを検討してみませんか」「価値あるモノを、次の人へ」と書いています。市自身が、捨てる前に次の使い手を探すことを先に勧めているわけです。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 予約は1回5点まで、次の予約は収集が終わってから。収集日は最大1か月先になる場合があり、そのたびに立会いが必要です
- 家電は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、粗大ごみの予約の回数も、立ち会う日数も変わります。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。