稲城市の粗大ごみ 10月からポケットコイルのマットは別料金
東京都稲城市では、1辺が50センチ以上、3辺の和が100センチ以上、重さが5キロ以上のどれか1つにあてはまれば粗大ごみです。収集は事前予約制で、インターネットなら24時間申し込めます。令和8年10月1日の受付分からは、ポケットコイル式のスプリングマットレスが新しい品目になり、手数料が大きく変わります。世帯全員が65歳以上などの場合は、追加費用なしで家の中から運び出してもらえます。ここでは予約の流れと変更点を整理します。
予約して処理券を貼り、収集日の午前中までに出す
稲城市の粗大ごみは事前予約制で、一世帯で一回の収集日に出せるのは10点までです。10点を超える場合は収集日を分けます。
予約の状況などにより、収集日まで2週間から4週間程度かかる場合があります。 乾電池や蛍光灯は必ず取り除き、月1回の「有害物」の日に出します。
インターネット・電話・ファクスの違い
| 方法 | 受付 | その後の連絡 |
|---|---|---|
| インターネット | 稲城市粗大ごみインターネット受付ページ。24時間・毎日(定期メンテナンス時を除く) | 受付完了通知と、収集日前日の通知がメールで届く(noreply@sodai-inagi.jp を受信できるようにしておく) |
| 電話 | 粗大ごみ受付収集センター 042-370-5505(8:30〜17:00、土日・祝日・年末年始を除く) | その場で収集日と処理券の金額・枚数を伝えられるので、メモを用意する |
| ファクス | 受付時間外は042-378-9015。件名・住所・氏名・電話番号・品目・寸法・重量・個数を書く | 翌営業日以降にファクスで返信 |
市は、時期や時間帯によって電話が集中しつながりにくい場合があるとして、インターネット予約の利用を呼びかけています。収集可能な上限量を超えた収集日は、追加や変更ができない場合があります。
マットレスは「どれも同じ料金」ではなくなる
これまで稲城市では、ポケットコイル式のスプリングマットレスも「ベッドマット」と同じ品目として、ほかのベッドマットと同じ手数料で収集してきました。しかし多摩川衛生組合の焼却施設では処分できず、市外の処理業者に破砕処理を委託すると1枚あたり「約2万円」の費用がかかるため、令和8年10月1日受付分から、新しい品目「ベッドマット(ポケットコイル式)」が追加されます。
| 品目 | 令和8年9月30日まで | 令和8年10月1日受付分から |
|---|---|---|
| ベッドマット(ポケットコイル式) | 「ベッドマット(スプリング入りを含む)」として「1,200円」 | 「9,600円」(「2,400円」の処理券を4枚貼る) |
| ベッドマット(ポケットコイル式以外) | 「1,200円」 | 「1,200円」 |
境目は収集日ではなく受付日です。見た目では分かりにくいので、処分するマットレスがポケットコイル式かどうかは、購入時の資料やメーカーの表示で確かめておきます。ベッドを買い替える予定があるなら、販売店で古いマットレスを引き取ってもらえるかも先に聞いておくと、選択肢が増えます。
運び出しが難しい世帯は、追加費用なしで頼める
稲城市は、粗大ごみを排出場所まで持ち出すのが難しい世帯に運び出しサービスを行っています。通常の粗大ごみ処理手数料だけで利用でき、運び出しの追加費用はかかりません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象世帯 | 世帯全員が、65歳以上の高齢者か、身体障害4級以上の人のいずれかにあてはまる世帯 |
| 申込の順番 | ①生活環境課(042-378-2111)に電話して受付番号をもらう(発行まで最大半日ほど)②粗大ごみ専用ダイヤル(042-370-5505)に申し込み、運び出しサービスの依頼と受付番号を伝える |
| 当日 | 作業員が室内に入るため、運び出し日の13時以降は必ず在宅する(時間指定はできない) |
| 注意点 | 部屋や玄関から出せない品物は作業を中止する場合がある。解体は原則として受けないので、必要なら事前に自分で行う。壁や床に傷がつく場合がある |
先に粗大ごみ専用ダイヤルへ申し込むのではなく、生活環境課で受付番号をもらうのが先です。 高齢の親だけで暮らす実家の家具を片付けるときは、まずこのサービスの対象になるかを確かめます。
粗大ごみの条件と、出せないもの
- 1辺が50センチ以上、3辺の和が100センチ以上、重さが5キロ以上 — このうち1つでもあてはまれば粗大ごみです
- エアコン、テレビ、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機、衣類乾燥機 — 家電リサイクル法の対象で、粗大ごみにはあてはまりません
- 家庭用パソコン — 粗大ごみにはあてはまらず、別の方法で処分します
- 市では処理できないごみ — 市のページで確認します
後回しにするほど、選べる道は減っていく
稲城市は、捨てる前にリユースを検討すれば、支払う収集料金の削減にもつながると呼びかけています。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手や譲る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 収集まで2〜4週間かかることがあり、運び出しサービスも受付番号の発行から始まります。日が迫るほど、間に合う方法が減ります
- 家電や家具は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、10点までの予約を何回に分けるかが見え、マットレスの料金も見通せます。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。