日高市の粗大ごみ 集積所は年6回で無料、戸別収集は有料
埼玉県日高市の粗大ごみには3つの道があります。集積所への収集(年6回・予約制)、清掃センターへの持ち込み、そして戸別収集です。最初の2つはこれまでどおり無料で、戸別収集は新しく追加された有料のサービスです。手数料は一辺の長さで3段階に分かれます。ここでは3つの違いと選び方を整理します。
3つの出し方と、それぞれの条件
| 方法 | 回数・日時 | 費用 |
|---|---|---|
| 集積所への収集 | 年6回(2か月に一度)。収集日の前日までに環境課へ予約し、当日の朝8時までに名字を貼って出す | 無料 |
| 清掃センターへの持ち込み | 毎週水曜日(祝日・年末年始を除く)と毎月第3日曜日の9:00〜正午(受付は11:45まで)。粗大ごみは要予約 | 無料 |
| 戸別収集 | コースごとに決まった収集日。収集日の5日前までに予約。1回3点まで、1収集日15件(申込順) | 有料(一辺の長さで「500円」〜「1,500円」) |
集積所に出せる粗大ごみは、市推奨袋に入らない、おおむね1.5メートルくらいまでのものです。木製品は出せません(50センチ以下に解体して可燃ごみとして出します)。金属ごみは袋に入りきるものが対象で、袋に入らない大きさなら粗大ごみです。
戸別収集の手数料は一辺の長さで決まる
| 種別 | 区分 | 収集運搬手数料 |
|---|---|---|
| 大 | 一辺の長さが150センチを超えるもの | 「1,500円」 |
| 中 | 一辺の長さが100センチを超え150センチ以下のもの | 「1,000円」 |
| 小 | 一辺の長さが100センチ以下のもの | 「500円」 |
「一辺の長さ」は品物の最大の辺です。市が挙げている例では、高さ160センチのタンスと最長辺130センチのテーブルを申し込むと、合計は「2,500円」になります。生活扶助の受給者には減免制度があります。
解体しても、収集する時点で最も長い部分の長さで区分が決まります。 解体して複数になった場合は、まとめて1品として扱われます。毛布は「古布」、カーペット(ラグ)は「可燃ごみ」で、戸別収集の対象品目ではありません。ダイニングセットは、テーブルと椅子をそれぞれ1品と数えます。
無料の道が残っているのが日高市の特徴
戸別収集が始まると、これまでの出し方が使えなくなると思いがちです。日高市は「これまでの収集方法に変更はありません(料金も無料です)。新たなサービスとして戸別収集を追加しました」と明言しています。
つまり、集積所まで運べるなら無料、清掃センターまで運べるなら無料、どちらも難しい場合に有料の戸別収集という並びです。費用を抑えたいなら、運べるかどうかで選ぶことになります。
ただし集積所への収集は年6回(2か月に一度)です。次の収集日まで待てない場合は、毎週水曜日と毎月第3日曜日の持ち込み(予約制、受け入れは60世帯まで)が現実的な選択肢になります。
戸別収集を使うときの流れ
玄関先までの運び出しが困難な場合は、シルバー人材センター等の有料サービスを使うよう市は案内しています。 雨天でも戸別収集は実施されます。収集時間は当日の交通状況や受付件数によって変わるため、明確な時間は伝えられません。予約したもの以外は収集されません。
後回しにするほど、選べる道は減っていく
日高市は、まだ使えるものをごみとして廃棄する前に、売却してリユースにつなげることを呼びかけています。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手や譲る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 無料の集積所収集は年6回、持ち込みも予約制で受け入れ世帯数に限りがあります。日が迫るほど、有料の戸別収集しか間に合わなくなります
- 家電や家具は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、無料で出せる分と、有料の戸別収集に回す分が決まります。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。