行田市の粗大ごみ 戸別収集はなし、集積所か持ち込みで
埼玉県行田市の粗大ごみは、地区ごとに決まった「粗大ごみの日」に集積所へ出します。ここで知っておきたいのが、行田市には粗大ごみの戸別収集がないことです。集積所まで運べない場合は、民間の許可業者に相談することになります。自分で運べるなら、小針クリーンセンターか粗大ごみ処理場へ持ち込む方法もあります。ここでは出し方と持ち込みの条件を整理します。
地区の「粗大ごみの日」に集積所へ出す
行田市のごみの分別は5種類で、粗大ごみもその一つです。収集日は地区ごとに決まっていて、収集日程表は毎年2月頃に地区の衛生協力会長を通じて各世帯に配られます。
粗大ごみと有害ごみの収集日が祝日にあたる場合は、振替収集が行われます。 可燃ごみ・不燃ごみは原則として休みになる点と違うので、振替収集日表で確かめます。
市は戸別収集をしていない
申し込めば家まで取りに来てもらえる、と考えがちですが、行田市は違います。市は「戸別収集を実施していません」として、大きなごみで粗大ごみ集積所まで運べない場合は、民間のごみ収集運搬許可業者に問い合わせるよう案内しています。処理手数料も業者に直接確認する形です。
高齢者や障害のある人向けの「ふれあい収集」もありますが、対象は粗大ごみ以外のごみです。集積所までごみを運ぶことが困難な世帯を対象に、市が委託した事業者が原則週1回収集し、ごみが出ていないときは安否確認を兼ねて声がけをする仕組みです。
つまり、行田市で大型の家具を処分するときは、誰が集積所か処理場まで運ぶかを先に決めることになります。自分で運べないなら、許可業者に頼むか、運べる人に手伝ってもらうかの二択です。
持ち込み先は2か所に分かれている
受付時間内であれば、家庭ごみを直接持ち込めます。集積所に出す場合と同じように分別し、市民であることを証明できるもの(運転免許証など)を持参します。
| 施設 | 受け入れるもの | 受付時間 |
|---|---|---|
| 小針クリーンセンター(行田市小針856番地、048-559-3641) | 燃やせるごみ、資源物・紙布類、布団類 | 平日(祝日・年末年始を除く)8:30〜12:00、13:00〜16:00 |
| 粗大ごみ処理場(行田市小針800番地、048-559-0278) | 燃やせないごみ、資源物・缶ビン類、粗大ごみ、小型家電、有害ごみ | 平日(祝日・年末年始を除く)8:30〜12:00、13:00〜16:30 |
引越しなどで大量に持ち込む場合や、別の関係者が持ち込む予定の場合は、事前にそれぞれの処理場へ連絡します。 燃やせるごみを小針クリーンセンターに持ち込む場合は認印が必要です。布団類は小針クリーンセンター、粗大ごみは粗大ごみ処理場と、行き先が分かれる点にも注意します。
出し方のポイント(ごみ分別マニュアルより)
| 品目 | 区分と出し方 |
|---|---|
| アイロン、アンプ(オーディオ)などの小型家電 | 小型家電。粗大ごみの日に出す |
| IHクッキングヒーター | 粗大ごみ(ビルトインは専門業者へ) |
| アイロン台 | 不燃ごみ。灯油のポリ容器(18リットル用)より大きいものや一部木製のものは粗大ごみ |
| アコーディオンカーテン | 粗大ごみ。開かないように縛る |
| 一輪車(運搬用) | 粗大ごみ。タイヤを外す(タイヤは専門業者へ) |
| ロープ(プラスチック、金属製) | 粗大ごみ。50センチくらいの長さで縛る |
| 羽毛ふとん、衣装ケース、イス(金属・木製)、乳母車 | 粗大ごみ |
枝類は太さ直径5センチ以下なら可燃ごみで、直径25センチ・長さ50センチくらいに束ねます。大量の場合は小針クリーンセンターへ直接搬入します。直径5センチを超えるものは、作業を行う前に長さなどを小針クリーンセンターへ確認します。
市で収集できないもの
- エアコン、衣類乾燥機など家電リサイクル法の対象品 — 販売店などに引き取りを依頼します
- 網戸、アルミサッシ、ウッドデッキ、足踏みミシン、ウォーターサーバー — 専門業者に処理を依頼します
- 石、鋳物、うす(餅つき用)、オートバイ — 処理業者に依頼します
- 医療廃棄物、インシュリン注射 — 専門業者や医療機関へ返却します
後回しにするほど、選べる道は減っていく
行田市の粗大ごみは、集積所に出すか、自分で処理場へ運ぶかが基本です。どちらも運ぶ人の手が要ります。
そして、処分以外の道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手や譲る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 戸別収集がないため、日が迫るほど「運べない家具」の行き先が業者しかなくなります
- 家電や家具は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、集積所に出す分、処理場へ運ぶ分、頼む分が分かれます。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。