ふじみ野市の粗大ごみ 申込不要、有料は一部の品目だけ
埼玉県ふじみ野市では、粗大ごみを出すのに申込は要りません。粗大ごみの日の朝8時までに、ふだん使っているごみ集積所に出します。多くの粗大ごみは無料で、スプリング入りのマットレスやソファー、自転車、畳など決められた品目だけが有料です。有料品目は、ふじみ野市・三芳町環境センターへ自分で運ぶと手数料が半額になります。ここでは出し方と有料品目、搬入の条件を整理します。
申込はせず、粗大ごみの日に集積所へ出す
ふじみ野市は令和3年4月1日から有料粗大ごみの収集申込みを廃止しました。電話やインターネットで予約する必要はなく、有料の品目にはシール券を貼って、決められた日に集積所に出します。
有料になる品目と手数料
次の表に載っていない粗大ごみは、これまでどおり無料で回収されます。
| 品目 | 単位 | 手数料(集積所に出す場合) |
|---|---|---|
| マットレス(スプリング入りに限る) | 1枚 | 「1,500円」 |
| ソファー(スプリング入り)3人以上用/2人用/1人用 | 1台 | 「1,500円」/「1,000円」/「500円」 |
| ソファー(スプリングなし) | 1台 | 「500円」 |
| 折りたたみベッド、電動機付健康器具 | 1台 | 「1,000円」 |
| マッサージチェア、オルガン、電子ピアノ | 1台 | 「1,500円」 |
| 座椅子(不燃素材を使用しているものに限る)、自動車用キャリアボックス、自転車 | 1台 | 「500円」 |
| 畳(スタイロ畳は排出不可) | 1枚 | 「500円」 |
「粗大ごみは予約して有料」とは限らない
粗大ごみといえば、電話で予約して1点ずつ手数料を払うもの、というのが多くの自治体のやり方です。ふじみ野市はそうではなく、有料になるのは表の品目だけ、申込もいりません。たんすや本棚、テーブルなど表にない家具は、集積所に出せば無料で回収されます。
もう一つ知っておきたいのが、有料品目の手数料が半額になる出し方です。環境センターに自分で持ち込む場合と、市が許可する廃棄物処理業者に収集運搬を頼む場合は、シール券が半額分で済みます。業者に頼む場合は収集運搬費用が別にかかり、業者によって異なるので直接問い合わせます。この場合、市への申込は不要です。
表を見るとわかるように、有料なのはスプリング入りのマットレスやソファーなど、実家の片付けや引越しでまとまって出やすいものです。何が有料かを先に確かめておくと、費用の見通しが立ちます。
環境センターへの持ち込みは本人か同居の親族が
ふじみ野市・三芳町環境センターは、引越しなどで一時的に多量に出る家庭ごみや、収集日以外にごみを出したい場合の個人の搬入を、受付時間内ならいつでも受け入れています。一部の有料品目を除き、家庭ごみの処分料は無料で、申込も要りません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | ふじみ野市・三芳町環境センター(ふじみ野市駒林1117、049-257-5374) |
| 受付時間 | 月〜金 8:30〜16:00、土曜 8:30〜正午。祝日も受付(12月31日〜1月3日を除く) |
| 搬入できる人 | ふじみ野市に住む人。原則として排出者本人か同居の親族のみ |
| 持っていくもの | 免許証など住所が書かれた身分証明になるもの |
| 車両 | 全長5m未満の車両。業者名が入っているなど事業用車両での家庭ごみの搬入はできない |
| 有料品目 | シール券を買って貼って持ち込む(手数料は半額) |
搬入申請書は必ず排出者本人が記入します。 親族に委任できない場合に限り、例外として搬入を個人に委任できます(委任状の様式は市のページにあります)。ごみは種類ごとに分別し、搬入者自身で降ろします。イベント開催日など、搬入できない日が設けられることがあるので、市のページで確かめてから向かいます。
市で収集・処分できないもの
- エアコン、洗濯機・衣類乾燥機、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫 — 家電リサイクル法の対象で、市の「家電リサイクル」のページの方法で処分します
- ピアノ、金庫、オイルヒーター、仏壇・位牌、ウォーターサーバー — 販売店や仏具店などに相談します(電子ピアノ・オルガンは有料粗大ごみ、簡易な手提げ金庫は粗大ごみで出せる)
- 消火器、自動車・バイク本体とタイヤやバッテリーなどの装備品、灯油やガソリン、ガスボンベ — 専門の窓口や販売店に相談します
- 土・砂・石・コンクリート、建築廃材、直径10センチを超える木 — 販売店や施工業者、市が許可する一般廃棄物処理業者に相談します
後回しにするほど、選べる道は減っていく
ふじみ野市では「年間約1,000トン」の粗大ごみが出ていて、市は粗大ごみとして出す前にリユースにつなげれば、処分費用や搬出の手間をなくせるかもしれないと呼びかけています。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手や譲る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 集積所に出せるのは粗大ごみの日だけです。日が迫るほど、自分で環境センターに運ぶしかなくなります
- 家電や家具は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、集積所や環境センターに運ぶ量が減り、有料品目の費用も見通せます。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。