富士見市の粗大ごみ 電話は翌日から、ネットは10日後から予約
埼玉県富士見市では、一斗缶に収まらない大きさのごみが粗大ごみです。家まで取りに来てもらう戸別収集と、自分で環境センターに運ぶ自己搬入があり、どちらもインターネットか電話での予約が必要です。同じ予約でも、インターネットと電話では選べる日程が大きく違います。戸別収集は1回6点までです。ここでは申込方法ごとの違いと、自己搬入の条件を整理します。
予約して、処理券を貼って出す
富士見市の戸別収集は、予約をしてから粗大ごみ処理券シールを買い、指定した場所に出す仕組みです。手数料は品目ごとに決まっていて、「300円~3,000円」の範囲です。
「とりあえず予約」はやめるよう市は求めています。 品物と日程を確定させてから申し込み、複数の日程を押さえたり、何回も変更を繰り返したりしないよう案内しています。
インターネットと電話で、選べる日程が違う
| 項目 | インターネット | 電話 |
|---|---|---|
| 戸別収集の日程 | 10日後以降の2か月間で空いている日 | 翌日以降で申し込める日 |
| 戸別収集の品目 | 粗大ごみのみ(品目一覧にないものは電話で) | 粗大ごみのみ |
| 変更・取消 | ユーザー登録した人は収集日の10日前までネット上で。登録していない人は電話 | 電話で受け付け |
| 自己搬入の日程(平日) | 当日は不可。搬入希望日の2か月前から | 当日も可。搬入希望日の1週間前から |
| 自己搬入の日程(土曜) | 申し込めない | その週の月曜日から |
インターネット申込でユーザー登録をして予約内容を変更すると、変更前の内容に上書きされ、受付センターでも変更後の内容しか分かりません。変更前の内容を残したい場合は、スクリーンショットなどで自分で記録しておきます。受付システムは令和6年12月に新しくなり、旧システムの登録は引き継がれていません。
インターネットのほうが早いとは限らない
いつでも申し込めるインターネットのほうが、早く片付くと思いがちです。富士見市では逆で、インターネットで選べる収集日は10日後以降、電話なら翌日以降の日程から選べます。自己搬入も、平日の当日予約ができるのは電話だけで、土曜日の搬入はインターネットでは申し込めません。
日にちに余裕があるならインターネットで、引越しや明け渡しの日が迫っているなら電話で、と使い分けるのが現実的です。ただし電話は平日の日中だけで、市は受付開始直後(8時30分から9時半ごろ)は込み合ってつながりにくい場合があるとしています。
もう一つ、戸別収集は1回6点以内です。家財をまとめて出す場合は日を分けることになり、そのぶん片付けにかかる日数が延びます。点数が多いときは、自己搬入と組み合わせることも考えます。
自己搬入も予約制。粗大ごみは重さで料金
志木地区衛生組合の富士見環境センターに、自分で運ぶこともできます。事前の申込が必要で、環境センターでは受付をしていません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 搬入時間 | 平日 9:00〜11:30、13:00〜16:00(件数制限なし)。土曜 9:00〜11:30(先着20件)。日曜・祝日は不可 |
| 料金 | 粗大ごみは「20キログラムあたり250円」、現地で現金払い。可燃ごみ・不燃ごみ・資源物・有害ごみ・刈り草や剪定枝などは無料 |
| 申込先 | 粗大ごみ受付センター 0570-001-530(平日8:30〜17:00)またはインターネット |
| 注意 | 正しく分別していないと搬入できない。処理困難物は搬入できない |
| 新座環境センターへ運ぶもの | 木、竹、剪定枝、木の板、畳、ペットの死体(畳だけを持ち込む場合も新座環境センター) |
戸別収集が品目ごとの料金なのに対し、自己搬入の粗大ごみは重さで料金が決まります。事業系の粗大ごみは搬入できません。
市で収集・処理できないもの
- エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機 — 家電4品目として、市の案内に沿って処分します
- タイヤ、ピアノ、耐火金庫、ボウリング玉 — 処理困難物で、取扱店か市の一般廃棄物収集運搬業許可業者に相談します
- 消火器、プロパンガスボンベ、使い切っていないカセットガスボンベ、車やバイクの部品、バッテリー — 同じく処理困難物です
- 建物の改築や解体に伴うごみ — 産業廃棄物処理業者に依頼します
後回しにするほど、選べる道は減っていく
富士見市は、不要品をごみとして出す前に売却してリユースにつなげれば、処分費用や搬出の手間をなくせるかもしれないと呼びかけています。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手や譲る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- インターネットで予約できる収集日は10日後以降です。日が迫るほど、電話がつながるかどうかに頼ることになります
- 家電や家具は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、6点ずつの予約を何回重ねるかが見え、日程も組みやすくなります。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。