千代田区の粗大ごみ チャットボットでも申し込める、1度に10点
東京都千代田区では、家庭で不用となった家具・寝具などでおおむね30センチ以上・長さ2メートル以下のものが粗大ごみです。1度に出せるのは10点まで。申込はインターネットと電話に加えて、区のホームページのチャットボットからもできます。手数料は有料粗大ごみ処理券をコンビニエンスストアなどで買って貼る方式です。ここでは申込と料金、運び出しが難しい場合の制度を整理します。
申し込んで、処理券を貼って出す
千代田区の粗大ごみ収集は事前申込制で有料です。申込先は粗大ごみ受付センターで、事業者は申し込めません。
| 申込方法 | 受付 | 備考 |
|---|---|---|
| インターネット | 千代田区 粗大ごみ収集受付(年末年始は休み) | 24時間申し込める |
| チャットボット | 区のホームページ右下のバナーから | 料金の確認と申し込みができる |
| 電話 | 粗大ごみ受付センター 03-6743-0603(月〜土 8:00〜19:00) | 新規申込、内容の変更、各種問い合わせ。時間帯によってはつながりにくい |
料金は処理券の組み合わせで決まる
| 品目の例 | 処理手数料 | 貼付する処理券 |
|---|---|---|
| 布団、衣装箱、イス、掃除機、照明器具など | 「300円」 | B券1枚 |
| 自転車(16インチ以上)、ソファー(1人用)など | 「600円」 | B券2枚 |
| 机(両そで机以外)、シングルベッド、ベッドマット(シングル)など | 「900円」 | B券3枚 |
| ソファー(2人以上用)、ソファーベッドなど | 「1,600円」 | A券2枚とB券4枚 |
| 最も長い辺と次に長い辺の合計が360センチ以上の箱物家具、両そで机など | 「2,200円」 | A券2枚とB券6枚 |
そのほかの品目は、区の粗大ごみ品目一覧表で確かめます。申込のときに金額が伝えられるので、その分の券を買います。手数料の免除にあたる場合もあるので、該当しそうなときは区のページを確認します。
モバイルバッテリーは必ず外してから出す
粗大ごみは、そのままの形で出せばいいと思いがちです。千代田区は、粗大ごみの最終処分場である中央防波堤埋立処分場で、搬入した粗大ごみが原因の火災事故が発生したとして、注意を呼びかけています。
呼びかけの内容は明確で、モバイルバッテリーなど引火性がある付属物を必ず本体から外すことです。電動の家具や充電式の付属品が付いたものを出すときは、外せる電池類を取り外してから出します。
家電リサイクル法の対象品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機など)とパソコンは、粗大ごみとして収集できません。 リサイクルが義務づけられているためで、それぞれ別の方法で処分します。事業系の粗大ごみも自己処理が原則です。
運び出せないときは「ふれあい収集」
千代田区には、65歳以上の高齢者のみの世帯や障害者のみの世帯を対象にしたふれあい収集があります。粗大ごみも対象です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 65歳以上の高齢者のみの世帯、障害者のみの世帯で、粗大ごみを自分で運び出すことが困難で、身近な人の協力を得られない人 |
| 申込先 | 千代田清掃事務所(03-3251-0566)に相談 |
| 流れ | 事前に職員が訪問し、粗大ごみと運び出し方法を確認したうえで収集に伺う |
| 費用 | 運び出しは無料。粗大ごみの処分費用は有料 |
| 可燃ごみなど | 集積所まで出すことが困難な場合、清掃事務所職員が自宅へ収集に伺う(無料) |
事前訪問があるため、申し込んですぐに運び出してもらえるわけではありません。 親が一人で暮らす家の片付けでは、早めに清掃事務所へ相談しておくと段取りが組めます。
後回しにするほど、選べる道は減っていく
千代田区は、粗大ごみをできるだけ減らすため、粗大ごみの資源化への取組も行っています。まだ使えるものを捨てる前に、ほかの道がないか考える価値があります。
ただし、その道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手や譲る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 1度に出せるのは10点まで。ふれあい収集は事前訪問があり、日数がかかります
- 家電や家具は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、10点の枠に何を入れるかが決まります。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。