秩父市の粗大ごみ 収集の申込はなく、持ち込みか業者へ
埼玉県秩父市のごみ処理は秩父広域市町村圏組合が行っています。収集場所に出せるのは可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみで、専用指定ごみ袋に入らない大きなものは収集場所に出せません。方法は、ごみ処理施設へ直接持ち込むか、組合の許可を受けた収集・運搬業者に依頼するかの2つです。持ち込みの料金は「40キログラムまで200円(内税)」です。ここでは持ち込みの条件と下準備を整理します。
大きなものは、持ち込むか業者に頼む
組合は、専用指定ごみ袋に入らない大きなものや、引っ越しなどで一時的に出る多量のごみの処理方法は2種類だとしています。ほかの市のような「粗大ごみの収集を電話で申し込む」仕組みではありません。
| 項目 | 可燃ごみ | 不燃ごみ・資源ごみ |
|---|---|---|
| 施設名 | 秩父クリーンセンター | 秩父環境衛生センター |
| 所在地 | 秩父市栃谷1477番地 | 秩父市山田1100番地 |
| 電話番号 | 0494-24-8050 | 0494-23-8921 |
| 持込時間 | 月曜日から金曜日(祝日を除く)と第3日曜日(一般家庭ごみのみ)9:00〜12:00、13:00〜16:00 | 同じ |
| 料金(一般家庭) | 「40キログラムまで200円(内税)」、超過分は「10キログラムごとに50円」を加算 | 同じ |
可燃ごみと不燃ごみを同じ車に積んで運ぶ場合は、各施設で降ろしやすいようにしておきます。 第3日曜日は一般家庭ごみのみの受け入れです。
「粗大ごみの日」を待っても出せない
多くの市では、粗大ごみを申し込めば家まで取りに来てくれます。秩父地域は仕組みが違い、収集場所に出せるのは可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみだけです。タンスやふすま、自転車のような大きなものを収集場所に出すことはできません。
そのため、片付けの前に決めることが1つ増えます。自分で運ぶのか、許可業者に頼むのかです。車に積める量と、運び出せるかどうかで判断することになります。組合は現在、一般廃棄物収集・運搬の新規の許可申請を受け付けていないため、依頼先は許可業者一覧に載っている会社に限られます。
ごみは分けて、収集日前には出さず、収集日の朝8時までに所定の収集場所へ出す、というのが通常のごみのルールです。可燃ごみは週2回、不燃ごみは月1回など、区分によって収集回数が違います。
持ち込む前の下準備(主なもの)
| 品目 | 注意すること | 受入施設 |
|---|---|---|
| 布団等寝具、カーペット類 | 電熱線、磁器等金属が入ったものは除く | 秩父クリーンセンター |
| 畳 | 畳本体・畳表・耳・ござ・うすべり。畳本体は1日6畳分まで | 秩父クリーンセンター |
| 木材、植木類 | 太さ10センチ・長さ1メートル以下に切る。枝葉は細かく切り落とし、乾燥したものに限る。土を落とす | 秩父クリーンセンター |
| タンス類、ふすま等 | 家具は金属類、鏡等の不燃物を事前に取り除く。建具は1日6枚まで | 秩父環境衛生センター |
| 家電品、台所器具、照明器具、暖房器具 | 燃料、乾電池、蛍光管、電球は取り除く | 秩父環境衛生センター |
| 自転車、バイク類 | バイクは125ccの排気量まで。ガソリン、オイルを抜き、バッテリーを取り外す | 秩父環境衛生センター |
ヨシズ・スダレ類は長さ2メートル以下、ビニールホースやロープは長さ1メートル以下、ブルーシートやビニールシートは1メートル四方以下に切ります。物干し竿などの金属類は長さ2メートル程度にします。切る作業を含めて「運ぶ準備」になるので、その時間も見込んでおきます。
1日に持ち込める量にも上限がある
- 畳本体は1日6畳分まで、建具(ふすまなど)は1日6枚までです
- ドラム缶(中身を抜き取ってあるもの)は1日2本まで、18リットル缶は上下の蓋を切り平らにします
- 塗料缶は使い切り、中身がない状態にします
- 会社・商店・飲食店などから出るごみは、収集場所には出せません
つまり、実家1軒分をまとめて処分する場合、1日では終わらないことがあります。何日か通うか、許可業者に頼むかを、日程から逆算して決めることになります。
後回しにするほど、選べる道は減っていく
秩父地域では、大きなものを処分する手段が「自分で運ぶ」か「業者に頼む」かに限られます。どちらも人手と車が要ります。
そして、処分以外の道を選べるのは時間が残っているあいだです。
- 引越しの日が近づくと、売る相手や譲る相手を探す時間がなくなります。残るのは処分だけです
- 1日に持ち込める量に上限があり、施設も平日中心です。日が迫るほど、通える日数が足りなくなります
- 家電や家具は置いている間にも年式が古くなります。去年なら値が付いたものが、今年は付かないことがあります
つまり、後回しにすること自体が選択肢を削っています。 早い段階なら「売る・譲る・買い替えのときに引き取ってもらう・粗大ごみに出す・まとめて引き取ってもらう」の5つから選べます。日が迫るほど、この並びの上から順に消えていきます。
片付ける日が決まったら、何をどうするか決める前に一度見せてください。値が付くものと処分するものを先に分けておけば、施設へ何回運ぶか、頼む分がどれかが決まります。決めてから動くより、分けてから決めるほうが選択肢が残ります。