ウイスキー・ブランデーを処分する前に見るべき点
実家の棚や引き出しの奥から、贈答用だったらしいウイスキーやブランデーが出てくることがあります。飲む習慣がなく、いつからそこにあるのかも分からない。処分するにしても、瓶をそのままごみに出していいのか迷う方は多くいます。この記事では、捨てる前に確認しておきたい点と、開栓済みの場合の扱いについてまとめました。
まず確認したいのは未開栓かどうか
ウイスキーやブランデーは、封が切られていない未開栓の状態であれば、査定の対象になる可能性があります。逆に、一度でも封を開けたお酒は、査定の対象として扱えないことがほとんどです。捨てる前に、まず封のシールやキャップの状態を見てください。
贈答品としてもらったまま棚にしまわれていたお酒は、未開栓であることが多くあります。箱に入ったまま何年も置かれていたものほど、確認する価値があります。
液面の位置と保存状態を見る
未開栓であっても、瓶の中の液体が長い年月で少しずつ蒸発し、液面が下がっていることがあります。液面がキャップの近くにあるか、それよりかなり下がっているかは、査定の際に見られる点のひとつです。
また、直射日光が当たる場所や高温になる場所に置かれていた瓶は、ラベルの色褪せや変質が進んでいることがあります。保管環境も含めて、状態を見てもらうという方法があります。
液面が下がっていることや、ラベルに多少の汚れがあることは、それだけで査定の対象外になるわけではありません。状態は査定する側が確認しますので、自分で判断して捨ててしまう前に、一度見せてください。
箱や付属品の有無も確認する
購入時の箱、栞、木箱、証明書などの付属品が残っている場合は、瓶と一緒に保管しておくとよいと思います。箱がないことで査定自体ができなくなるわけではありませんが、付属品がそろっているかどうかは確認される点のひとつです。
- 瓶を包んでいた紙箱や木箱
- 購入時に付いていた栞やパンフレット
- 限定品であることを示すシリアル番号の記載
- 購入時のレシートや納品書(あれば)
国産ウイスキーは需要が高まっている
サントリーの山崎や白州、響、ニッカの竹鶴や余市、宮城峡といった国産ウイスキーは、近年国内外での需要が高まっている銘柄です。イチローズモルトのように、比較的新しいブランドでも注目されているものがあります。こうした銘柄は、古いものでも一度確認する価値があります。
ただし、需要が高いブランドであっても、状態や年式によって値が付くかどうか、金額がどの程度になるかは大きく変わります。ブランド名だけで判断せず、実際の状態を見てもらうことをおすすめします。
| ブランド・銘柄 | 確認したい点 |
|---|---|
| サントリー 山崎・白州・響 | 未開栓か、液面の位置、箱の有無 |
| ニッカ 竹鶴・余市・宮城峡 | 製造時期が古いラベル表記かどうか |
| イチローズモルト | シリーズ名やシリアル番号の記載 |
| ヘネシー・レミーマルタン等ブランデー | 未開栓か、キャップ周りの劣化の有無 |
開栓済みのお酒はどうなるか
一度開けたウイスキーやブランデーは、正直に申し上げると買取の対象として扱えないことがほとんどです。空気に触れた時点で酸化が進み、品質を保証できなくなるためです。無理に買い取ることはいたしません。
開栓済みのお酒を手放す場合は、飲みきってから瓶をごみとして出す、または液体を排水に流してから資源ごみとして出すという方法があります。瓶やごみの分別方法は自治体によって異なりますので、お住まいの自治体の案内を確認してください。
迷ったら、捨てる前に見せてください
未開栓かどうか、液面の位置、箱の有無。これらは自分では判断しにくい点です。自分で0円と決めてしまう前に、一度見せていただければ、状態を確認したうえでお伝えします。買取ができない場合も、その理由と、処分の方法を正直にお伝えします。