ウェッジウッドやバカラ、箱がなくても買取できるか
引き出物でもらったウェッジウッドのカップ、実家から出てきたバカラのグラス、箱がどこにあるか分からないマイセンの皿。捨てる前に、一度立ち止まった方がいます。箱がないことや欠けがあることが、そのまま「価値なし」を意味するわけではありません。この記事では、ブランド食器・グラスを手放す前に確認できる視点を整理します。
箱がなくても査定の対象になります
WEDGWOOD、Baccarat、Meissen、Royal Copenhagen、ノリタケといったブランドの食器やグラスは、箱や付属の説明書がない状態でも査定の対象になります。箱があれば状態の判断はしやすくなりますが、本体そのものに価値があるかどうかが、まず問われる部分です。
「箱を捨ててしまったから査定してもらえない」と自分で判断して処分してしまう方がいます。しかし本体が揃っていれば、査定の入り口には立てます。箱の有無で最初から諦める必要はありません。
バックスタンプで年代が分かることがあります
WEDGWOODやMeissen、Royal Copenhagenなどの陶磁器には、裏面に窯や年代を示す印(バックスタンプ)が入っています。同じシリーズでも、印の違いで製造年代が異なることがあり、年代によって市場での評価が変わることがあります。
バックスタンプの読み方は複雑で、時期によって同じブランドでも複数の印が使われています。ご自身で年代を断定するのは難しいため、写真を見せて確認するという方法があります。無理に調べ上げる必要はありません。
セットが揃っているかどうかは大きな違いになります
ティーカップ&ソーサーのペア、ディナー皿一式、グラスの揃いなど、セットとして揃っている場合と、単品でバラバラに残っている場合とでは、市場での扱われ方が異なります。セットが揃っている方が、次に使う人を見つけやすいという事情があります。
ただし単品だからといって、すべてが値の付かないものになるわけではありません。単品でも人気のシリーズや柄であれば、値が付くことがあります。まずは揃っているものと単品のものを分けずに、一度まとめて見せていただくという方法があります。
未使用の引き出物は箱の中を確認してください
結婚式の引き出物でいただいたウェッジウッドやノリタケの食器は、そのまま箱に入ったまま押し入れにしまわれていることがよくあります。未使用であることは、査定において好意的に見られる要素の一つです。
箱を開けずに保管していた方は、開けて中身を確認してから連絡するか、箱のまま見せてもらうか、どちらでも構いません。開封済みでも未使用であれば、その旨を伝えていただければ状態の判断材料になります。
1枚欠けている、ヒビがある場合の扱い
5客セットのうち1枚が欠けている、グラスに小さなヒビがあるといった状態のものは、査定額に影響することがあります。これは正直にお伝えする必要があります。完全な状態のセットと比べて、評価が下がる可能性はあります。
それでも欠けがあるからといって、必ずしも買取ができないわけではありません。残りの客数やシリーズによっては値が付くことがあります。逆に、状態が難しく買取が難しいと判断した場合は、その理由もお伝えします。買取できないものを買取できるとは言いません。
ブランドごとの着眼点
| ブランド | 確認したい点 |
|---|---|
| WEDGWOOD | シリーズ名(ジャスパーウェアなど)、バックスタンプ、セットの客数 |
| Baccarat | シリーズ名(アルクールなど)、グラスの底の刻印、傷やチップの有無 |
| Meissen | バックスタンプの剣のマーク、絵付けの状態、破損の有無 |
| Royal Copenhagen | シリーズ名(フローラダニカなど)、絵柄の欠け、セット構成 |
| ノリタケ | シリーズ名、未使用かどうか、引き出物としての箱の有無 |
査定を依頼しても、その場で必ず売る必要はありません。ミニマリスタでは査定後のキャンセルができます。値段だけを見て決めかねる場合は、一度時間を置いて考えていただいて構いません。
どうしても手放す場合の処分方法
買取が難しいと判断された食器やグラスは、自治体のごみ収集に出す方法があります。陶磁器やガラスの分別区分は自治体によって異なりますので、お住まいの自治体の案内を確認してください。割れているものは新聞紙に包み、袋の外側に「危険」などと明記すると安全です。
箱がなくても、まず見せてください
箱がない、1枚欠けている、単品でバラバラ。そうした状態のブランド食器は、自分で「もう価値がない」と決めてしまいやすいものです。しかし決めるのは、見た方が判断してからでも遅くありません。実家の整理や結婚を機にした整理など、節目の中で見つかったブランド食器は、一度写真だけでも見せていただければと思います。