カリモク・天童木工・マルニ木工 買取で見るポイント
実家や自宅に、カリモクの応接家具や天童木工のスツールが残っていることがあります。古いから値が付かないだろうと考えて、処分してしまう方は少なくありません。国産の名品家具は、海外ブランドとは違う基準で見られます。この記事では、カリモク・天童木工・マルニ木工・飛騨産業・柏木工・秋田木工を例に、買取の前に確認しておきたい点を説明します。
国産の名品家具は、年式より状態で決まりやすい
海外ブランドの家具は、生産時期やコレクション名で価値が大きく変わることがあります。一方で、カリモクや天童木工のような国産メーカーの家具は、年式そのものよりも状態が重視される傾向があります。
理由は単純です。これらのメーカーは長期間にわたり、同じシリーズを丁寧に作り続けています。極端に古いから珍しいという発想ではなく、木部にひびや歪みがないか、張り替えが適切に行われているか、といった実物の状態が判断の中心になります。
つまり「古いから無理」と決めつける必要はありません。反対に「新しいから大丈夫」とも限りません。まずは実物を見てもらうことで、初めて分かる部分です。
カリモク家具・カリモク60の見極め方
カリモクは、応接家具からリビング家具まで幅広く手がける愛知県のメーカーです。中でもカリモク60は、1960年代のデザインを再現したシリーズとして知られています。
カリモク60を売る際は、シリーズ名とモデル名が分かるかどうかが大きな手がかりになります。タグや裏面に型番が残っている場合は、それを控えておくと査定がスムーズです。座面や背もたれの張り替え歴がある場合は、いつ・どこで張り替えたかを伝えるだけで十分です。
応接セットのような重厚な木製家具は、無垢材を使ったものと、突板(薄い木材を貼った合板)を使ったものが混在しています。無垢材のほうが評価されやすい傾向はありますが、突板だからといって買取ができないわけではありません。
天童木工・マルニ木工・飛騨産業・柏木工・秋田木工
天童木工は、成型合板の技術を活かしたバタフライスツールで知られる山形県のメーカーです。バタフライスツールは、天童木工の代表作として長く生産されており、状態の良いものは今も需要があります。座面のぐらつきや割れがないかを確認しておくと良い材料になります。
マルニ木工は、広島県の家具メーカーで、深澤直人氏が手がけたHIROSHIMAシリーズが特に知られています。無垢材の椅子やダイニングテーブルが中心で、傷や色あせの程度が評価に関わります。
飛騨産業は、岐阜県のメーカーで、曲げ木の技術を活かした椅子やダイニング家具を多く手がけています。柏木工と秋田木工も、それぞれ北陸・東北を代表する木製家具メーカーとして、無垢材の椅子やロッキングチェアなどで知られています。これらのメーカーも、シリーズ名とタグの有無が分かると査定がしやすくなります。
| ブランド | 確認しておきたい点 |
|---|---|
| カリモク/カリモク60 | シリーズ名・型番タグ・張り替え歴 |
| 天童木工 | バタフライスツール等の型・座面の状態 |
| マルニ木工(HIROSHIMA) | 無垢材の傷や色あせの程度 |
| 飛騨産業 | 曲げ木部分のひびや歪み |
| 柏木工・秋田木工 | 無垢材か突板か・タグの有無 |
無垢材か突板か、張り替え履歴、シリーズ名を確認する
買取の前に自分で確認できることは、実はそれほど多くありません。無理に判断しようとせず、次の点だけ手元に控えておくと、査定の際に役立ちます。
自分で判断が難しいときは
ここまで挙げた点は、あくまで手がかりです。無垢材か突板かの判断や、シリーズの特定は、専門的な知識がないと難しい場合があります。分からない部分をそのままにして、実物を見てもらうという方法もあります。
ミニマリスタでは、査定・買取・搬出・処分までを一つの窓口で行っています。査定を受けたうえで、金額に納得できない場合はキャンセルすることもできます。買取が難しいと判断した家具についても、その理由を正直にお伝えします。
張り替えやシミがあるからといって、買取自体ができなくなるわけではありません。状態を正直に伝えていただくことが、結果的にスムーズな査定につながります。
粗大ごみとして自治体に出す場合の手数料や回収方法は、自治体によって異なります。処分を決める前に、買取という選択肢が残っているか確認することをおすすめします。