実家に戻る・同居前の家財整理と家具家電の選び方
実家に戻る、あるいは親との同居を始めるとき、冷蔵庫や洗濯機、家具が二つずつ重なることになります。どちらを残すか、どちらを手放すかを決めるのは、思いのほか時間がかかる作業です。この記事では、二重に持つ家財をどちらか一方に絞る判断基準と、同居前に確認しておきたい置き場所の考え方を紹介します。
実家に戻る・同居を始める前に荷物が二重になる理由
同居は多くの場合、二つの世帯がひとつの住まいに合流することです。冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ソファ、ベッド、収納家具。どれも生活に必要なものですが、二つの家にはそれぞれ一揃いがあります。同居の計画を立てる段階では、このことが見落とされやすい傾向があります。
引っ越しの日程だけを先に決めてしまうと、荷物の整理は後回しになります。そして搬入の数日前になって、玄関にも部屋にも入らない家具が残り、置き場所を探すだけで時間が過ぎていきます。判断を先延ばしにした分だけ、選べる方法は減っていきます。
家具家電をどちらか一方に絞る判断基準
二重に持つものをどちらか一方に絞るときは、新しさだけでなく、使い勝手と今後の暮らし方を基準にします。以下の表は、代表的な家具家電について、残す・手放すを判断するときに見ておきたい点をまとめたものです。
| 品目 | 確認する点 |
|---|---|
| 冷蔵庫 | 容量が今後の世帯人数に合っているか。製造から年数が経っている場合は、年式を確認する |
| 洗濯機 | 乾燥機能の有無や容量。同居後の洗濯の頻度に合っているか |
| ソファ・ダイニングテーブル | 搬入経路に入る大きさか。生活のリズムに合う高さや座り心地か |
| 婚礼家具・和箪笥 | 今の住まいに置く場所があるか。価値があることと、今の市場での需要は別の問題として考える |
| ベッド・寝具 | 同居後の部屋数と、誰がどの部屋を使うかが先に決まっているか |
婚礼家具や和箪笥のように、作りは良くても今の住宅事情に合いにくいものがあります。これは価値がないという意味ではありません。今の市場との相性が合わないだけです。買取が難しい場合でも、処分の方法は必ずあります。
思い出品と実用品を分けて考える
同居の荷物整理では、実用品と思い出品を同じ基準で判断しないことが大切です。実用品は、容量や性能といった数字で比較できます。思い出品は、数字では測れません。親が長く使ってきた鏡台や、子どもの成長と共にあった学習机などがこれにあたります。
思い出品について、すぐに答えを出す必要はありません。残す場所があるかどうかを先に確認し、置けない場合は写真に残す、あるいは一度査定に出して価値を確認するという方法があります。自分で価値がないと決めてから捨てる必要はありません。
思い出品は、同居する家族全員にとって同じ意味を持つわけではありません。処分を急ぐ前に、誰がその品に思い入れを持っているかを確認しておくと、後からの行き違いを防ぎやすくなります。
同居前に決めておきたい置き場所の確認
荷物を減らす判断と同時に、残すものをどこに置くかを先に決めておくと、作業当日の混乱が少なくなります。以下の手順で確認しておくと、搬入の直前に慌てずに済みます。
運び出しまで含めて相談したい場合は、ミニマリスタの対応内容を確かめるところから始められます。無理な買取は行いません。
判断がつかないときの進め方
二重に持つ家具家電の中には、どちらを残すか、その場では決めきれないものもあります。そうした場合は、片付ける前に一度見てもらう方法があります。査定の結果、買取ができないと分かっても、処分の手配までまとめて進められるので、判断を迷ったまま時間を使うことを避けられます。
粗大ごみとして出す場合は、申込から収集までに日数がかかります。自治体によって収集の頻度や持ち込みの条件は異なります。同居の日程が決まっているなら、早めに自治体の案内を確認しておくと安心です。