ブランド食器を売る前に見る、箱と未使用とセット
結婚祝いの引き出物でもらった食器が、箱に入ったまま棚の奥にしまわれていることがあります。使う機会がなく、いつか処分しようと思いながら年月が経った方も多いのではないでしょうか。この記事では、ウェッジウッドやバカラ、ノリタケ、マイセンといったブランド食器を手放す前に、どこを見れば良いかをまとめました。捨てる前の数分で、判断材料が手に入ります。
引き出物の食器、しまったままになっていませんか
結婚式の引き出物や記念品として贈られる食器には、ウェッジウッドやノリタケなど名の知れたブランドのものが多くあります。実用的な柄よりも上質さを重視して選ばれることが多く、日常使いにはやや気が引ける、という理由でそのまま箱にしまわれることも珍しくありません。
数年後、引っ越しや実家の片付けのときに見つかったこの食器を、使わないからと処分してしまう前に、少し確認していただきたい点があります。自分で0円と決めて、捨てないでください。箱や状態によって、査定の対象になることがあります。
買取で見られる4つのポイント
ブランド食器の査定では、次の点が見られる傾向にあります。すべてが揃っていなくても査定自体は可能ですが、揃っているほど判断がしやすくなります。
- 箱の有無:ブランドロゴの入った専用箱があるか。緩衝材や保証書が一緒に残っているかも確認材料になります
- 使用の有無:一度も食卓に出していない未使用品か、数回使った程度か
- セットの完成度:ティーカップとソーサー、ペアの揺れなど、本来のセット構成が揃っているか
- 傷・欠け・変色:陶磁器はごく小さな欠けでも見た目に影響します。ガラス製品は変色や曇りの有無も見られます
箱がない、あるいは一部しか揃っていないという理由だけで、査定を諦める必要はありません。状態を見た上で判断されるため、まずは今ある形のまま見せていただくことをおすすめします。
ブランドごとの見どころ
代表的なブランドについて、査定時に注目されやすい点を整理しました。いずれも金額の相場ではなく、確認のしやすさを基準にしています。
| ブランド | 見るべきところ |
|---|---|
| ウェッジウッド | 裏面の刻印やバックスタンプの種類。シリーズ名(ワイルドストロベリーなど)によって人気の傾向が異なります |
| バカラ | カットガラスの透明度と傷。箱に付属するタグや証明書が残っているかも重要です |
| ノリタケ | 国内向けの一般的な柄か、輸出向けの高級シリーズかで扱いが分かれます。裏印の表記を確認します |
| マイセン | 背面の交差剣のマークの状態。手描きの絵柄は個体差があるため、写真だけでは判断しにくいことがあります |
どのブランドも、良い品であることと、今の市場との相性が合うかどうかは別の話です。柄や年代によって需要が異なるため、古いからといって価値が下がるとは限りません。
セットが揃っていない、箱がない場合
引き出物として配られる食器は、もともと単品やペアで贈られることが多く、フルセットで手元にあるとは限りません。1客だけ、あるいはソーサーだけが残っている場合もあります。
こうした場合でも、査定自体を断られることは基本的にありません。ただし、セットとしての完成度が高いものと比べると、査定の結果が異なることがあります。金額は状態や組み合わせによって大きく変わるため、この記事では具体的な数字は挙げられませんが、揃っていないという理由だけで価値がないと決めつける必要はありません。
どうしても買取が難しいと判断された食器についても、正直にお伝えします。その場合は、地域のルールに沿った処分方法をご案内します。陶磁器やガラスの分別方法は自治体によって異なりますので、お住まいの地域の案内を確認してください。
査定に出す前にできること
ミニマリスタでは、査定と搬出、処分までを一つの窓口で行っています。査定後にキャンセルすることもできますので、まずは今の状態のまま見せていただくところから始められます。
手放すことは、はじまりになる
引き出物の食器は、贈ってくれた人の気持ちとともに手元に残っているものです。使わないまま持っていることに気が引ける必要はありません。減らすというより、今の暮らしに合う形へ選び直す機会として捉えていただければと思います。