古いブランドバッグは売れるのか。買取で見られる基準
何年も前に買ったバッグが、クローゼットの奥にしまわれたままになっていることがあります。古いから値が付かないだろうと考えて、処分を検討する方も少なくありません。しかしブランド品の価値は、年式だけで決まるものではありません。この記事では、買取の現場で実際に見られている基準について説明します。
年式より重視されるのは人気とコンディションです
ブランドバッグの価値は、購入した年から何年経ったかで単純に下がっていくわけではありません。エルメスのバーキンやケリー、ルイヴィトンのモノグラム、シャネルのマトラッセのように、長く支持され続けているモデルは、10年以上前のものでも需要があります。
買取の場面で見られているのは、そのモデルが今どれだけ探されているかという点と、革やハードウェアの状態です。使用感が強く残っていても、型崩れがなく手入れされてきたものは、評価される余地があります。
付属品の有無が評価に大きく関わります
購入時に付いていた箱、保存袋、ギャランティカード、レシートなどが揃っているかどうかは、査定に影響する要素の一つです。特にエルメスやルイヴィトンのように、真贋の確認が厳密に行われるブランドでは、付属品が残っていることで、本体だけの場合よりも安心して査定を進められます。
付属品がすべて揃っていなくても、査定自体を諦める必要はありません。本体の状態だけで評価されることもあります。手元にあるものは、捨てずに一緒に残しておくという方法があります。
ブランドごとに見られやすい着眼点
| ブランド | 査定で見られやすい点 |
|---|---|
| エルメス | 素材の種類、金具の変色、内側の型押しの状態 |
| ルイヴィトン | モノグラムの色移りやほつれ、底面の擦れ |
| シャネル | キルティングの型崩れ、チェーンの傷み |
| グッチ | 金具のメッキ剥がれ、レザーハンドルの状態 |
この表は目安であり、同じブランド・同じモデルでも状態や流通の時期によって評価は変わります。金額は品目・年式・状態・時期で大きく変わるため、この記事では具体的な数字を示していません。まず見せていただくことで、初めて判断ができます。
自分で0円と決めて捨てないでください
型崩れしている、金具が変色している、何年も使っていない。こうした理由から、自分で価値がないと判断してしまうことがあります。しかし古いバッグの価値は、持ち主が思っているものと、市場での評価が一致しないことがよくあります。今の市場との相性が合わないだけで、良い物であることに変わりはない場合もあります。
判断が難しいのは、迷っているからではなく、基準が専門的だからです。決める前に、一度見せていただくという方法があります。
査定に出す前にできること
手放すことは、はじまりになる
何年も使っていないバッグを持ち続けるのも、手放すのも、どちらも選択です。大切なのは、価値を確かめずに決めてしまわないことです。査定は、そのバッグをこれからどうするか選び直すための、一つの手段にすぎません。