アーロンチェアやイームズを手放す前に確かめたいこと
在宅勤務の椅子を見直すとき、真っ先に候補に挙がるのがハーマンミラーのアーロンチェアやイームズのチェアです。長く使ってきた分、ガスシリンダーの沈み込みやメッシュの伸びが気になっている方も多いのではないでしょうか。この記事では、状態によって買取の可否がどう変わるのか、正規品とリプロダクトの違いも含めて整理します。捨てる前に、まず状態を確かめる手順を知っていただければと思います。
アーロンチェアとイームズ、なぜ買取の対象になるのか
ハーマンミラーのアーロンチェアやイームズのシェルチェア、ラウンジチェアは、デザインの評価が長く続いているオフィス・インテリア家具です。生産終了になったモデルではなく、現行でも販売が続いているため、中古市場でも需要が絶えにくいという特徴があります。ネルソンのベンチや時計も同様に、長期間デザインが変わらない製品は買取の対象になりやすい傾向があります。
ただし、これは「必ず高く売れる」という意味ではありません。値が付くかどうか、そしていくらになるかは、モデル・年式・状態・そのときの市場の需要によって大きく変わります。まずは処分を決める前に、状態を見てもらうことをお勧めします。
買取の判断を左右する状態のポイント
アーロンチェアの場合
アーロンチェアには大きく「クラシック」と「リマスタード」の2種類があります。どちらも座面や背もたれのメッシュ素材が使われていますが、年数がたつと伸びやほつれが出ることがあります。ガスシリンダーが沈んでしまう、リクライニングのテンションが効かないといった機能面の不調も、査定の際に確認される部分です。
メッシュの張り替えやガスシリンダーの交換ができるモデルもあるため、見た目の劣化があっても、すぐに「価値がない」と決めつける必要はありません。
イームズ、ネルソンの場合
イームズのシェルチェアは、シェルのひび割れや脚部の劣化、座面クッションの状態が見られます。ラウンジチェアは、レザーの状態と回転部分の可動を確認されることが多いです。ネルソンの製品は、木部の傷や金属パーツの錆が判断材料になります。
正規品とリプロダクトの違い
ハーマンミラーやイームズの製品には、正規ライセンス品のほかに、デザインを模したリプロダクト品が多く流通しています。見た目が似ていても、素材や構造、刻印の有無など細部に違いがあり、買取の対象や価格の考え方が大きく異なります。
ご自身でリプロダクトかどうかを見分けるのは難しい場合があります。真贋の断定は査定の場でも慎重に行われるものです。無理に判断せず、購入時の書類や刻印の写真があれば、それも合わせて確認してもらうという方法があります。
| 製品 | 確認しておきたい点 |
|---|---|
| アーロンチェア(クラシック/リマスタード) | メッシュの伸び・ほつれ、ガスシリンダーの沈み込み、リクライニングの効き |
| イームズ シェルチェア | シェルのひび割れ、脚部の劣化、座面クッションの状態 |
| イームズ ラウンジチェア | レザーの状態、回転部分の可動、木部の傷 |
| ネルソン ベンチ・時計 | 木部の傷、金属パーツの錆、動作(時計の場合) |
組み立て家具や汎用オフィスチェアはどうなるか
一方で、量販店で扱われる組み立て式のオフィスチェアや、ブランドの表示がない汎用品は、買取が難しい場合がほとんどです。ここは正直にお伝えします。こうした椅子は、粗大ごみとしての処分が現実的な選択になります。粗大ごみの出し方や料金は自治体によって異なりますので、お住まいの自治体の案内を確認していただくことをお勧めします。
査定から搬出までの流れ
査定額は、モデル・年式・状態・そのときの需要によって変わります。同じアーロンチェアでも、リマスタードとクラシックでは条件が異なります。
無理な買取は行っていません。査定の結果、買取が難しいとお伝えすることもありますが、その場合も処分の方法まで含めてご案内します。