実家の片付け、帰省できる日数で計画を立てる方法
遠方の実家を片付けるために帰省しても、滞在できるのは数日という方が多くいます。限られた時間の中で、何から手をつければよいか迷ったまま帰ることになった、という声もよく聞きます。この記事では、滞在日数ごとに1日目で確認すべきことと、最終日までにしておきたいことを分けて示します。時間が足りないことを前提にした計画の立て方です。
遠方の実家整理、なぜ「日数」が計画の軸になるのか
実家の片付けは、一度で終わらないことがほとんどです。量が多く、何が貴重品で何がそうでないか、その場で判断できないものも出てきます。遠方に住んでいる場合、次に帰省できるのが数ヶ月後になることもあります。だからこそ、今回の滞在でどこまでやるかを先に決めておくことが大切です。
粗大ごみは申込から収集まで日数がかかります。自治体によって異なりますが、数日から数週間かかる地域もあります。帰省の最終日に申し込んでも、収集日には東京や埼玉に戻っていて立ち会えない、ということが起こります。家電や家具は、置いている間に年式が古くなっていきます。片付けを後回しにするほど、選べる道は減っていきます。
滞在日数別の進め方
| 滞在日数 | 中心にすること | できること |
|---|---|---|
| 日帰り | 現状の把握と写真記録 | 貴重品・書類の確認、次回の計画を立てる |
| 1泊2日 | 分類と査定の申込 | 残す・売る・処分するの3分類、査定の予約 |
| 2泊3日 | 査定と搬出の手配 | 査定を受け、買取できるものはその場で引渡し、処分品の手配 |
| 3泊4日以上 | 搬出と部屋の確認まで | 搬出後の清掃、家族間での最終確認 |
滞在が短い場合は、その場で全てを終わらせようとしないという考え方が必要です。1日目に現状を把握し、次に何をするかを決めるだけでも、次回の帰省が動きやすくなります。
1日目にすること
最終日までに査定に出すもの・残すものを分ける
滞在の終盤になると、荷物を家に残すか、売るか、処分するかを決める必要が出てきます。このとき、自分で「これは0円だろう」と決めて捨ててしまうと、後から価値があったと分かっても取り戻せません。価値があるかどうかは、見せていただいてから判断する方法があります。
査定は、受けたうえでキャンセルすることもできます。その場で全てを決めなくても、一度査定に出してから考える、という進め方で足ります。買取が難しいものについては、正直に「買取できません」とお伝えします。そのうえで、処分の方法は必ず案内します。
一人で決めなくていいもの
婚礼家具や着物は、今の買取市場との相性が合わないことがあります。これは価値がないという意味ではありません。作られた時代と、今求められている需要が噴み合わないだけです。良い品であることと、買取がつくかどうかは別の話です。
相続に関わるものや、家族の誰かにとって思い入れの強いものは、遠方から来た一人の判断だけで処分を決めない方が安心です。保留にして持ち帰り写真を共有し、次回までに家族で話す時間を作る、という方法もあります。
売れるものと処分するものを分けるところから頼みたい場合は、ミニマリスタに相談してみることもできます。値が付かないものも含めて仕分けます。
次回の帰省までにできる準備
滞在中に全てを終えられなくても、次回までにできることがあります。写真をもとに家族で分類を進める、処分したいものと査定を頼みたいものを先に決めておく、といった準備です。次に帰省したときは、査定から搬出まで一つの窓口に相談することで、滞在中の時間を減らせます。
粗大ごみの収集は自治体によって申込方法や収集までの日数が異なります。帰省の予定が決まったら、早めに自治体のごみ収集窓口を確認しておくと動きやすくなります。
遺品整理や生前整理に関わる場合、貴重品の取り扱いや相続に関する書類は、片付けの対象から分けて保管することをおすすめします。